【スペシャルインタビュー】有名人パパに聞く「理想のパパとは?」 第一回 喜怒哀楽、全力でぶつかるのが庄司流!~庄司智春さん「叱る」編~

【スペシャルインタビュー】有名人パパに聞く「理想のパパとは?」 第一回 喜怒哀楽、全力でぶつかるのが庄司流!~庄司智春さん「叱る」編~

有名人パパに「あなたが思う理想のパパ像」について話を聞く新企画! 第一回は、人気お笑い芸人コンビ「品川庄司」の庄司智春さん。

庄司さんは、5才の男の子ともうすぐ2才になる女の子のパパ。イクメンぶりも話題の庄司さんに、パパとしての日常や子育て論をたっぷり伺いました。人を楽しませるのが仕事である芸人さんならではの、全力でぶつかる子どもとの向き合い方は必見です!

庄司智春(品川庄司)
お笑い芸人。2009年に歌手でタレントの藤本美貴さんと結婚し、現在は5歳男児と2歳女児の二児のパパ。庄司さんの近況や素敵なパパぶりは自身のブログやツイッタ―でチェック!
http://lineblog.me/shoji/
https://twitter.com/shojitomoharu?lang=ja

 

日経DUAL記事

日常生活では、“体を動かす”遊び担当!

_スポーツが得意な庄司さん、体を使う遊びはやはりパパの担当だそう。

「僕自身も一緒に遊びたい気持ちもあるので、今朝も早めに起きて一緒に遊びました。体操教室で習ってくる縄跳びを練習したり、ラジオ体操をやったり。どこか遠出しても、思い切り体を動かせる公園が結局子どもは一番楽しんでいるなと思うので、公園はいろいろリサーチしていますね。

季節を感じられるものにも触れさせたいと思って、奥さんが借りてきた畑で野菜を作ったりもしています。自分たちで育てたものが料理に出てくれば、子どもたちも感じるものがあると思うし、実際手で触れて体を動かしてという『体験』は大切にしたいです

あとは工作も好きです。したいと言われたらすぐできるように牛乳パックや画用紙、トイレットペーパーの芯などある程度ストックしています。最近は、奥さんがシャネルが好きだから息子と牛乳パックでシャネルバッグを一緒に作りました

モールでチェーンを作ったりロゴを付けたりの、シャネルもどき(笑)。ボンドはお願いねなど任せながら、僕の部屋で息子と作ってプレゼントしました。そういう時間は意識的に作るようにしています」。

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習い事は、子どもの適性を見ながら考えたい

_庄司さんは阪神ファンで知られ、自身も高校3年生まで野球を続けていた元高校球児。きっと息子の虎之助くんにも野球を…と思いきや、意外なお答えが返ってきました。

「今は体操教室に通っているのですが、本人の意思がまだあまりないようなので習い事については小学校に上がってから考えようと思っているんです。泳げるようになってほしい、お勉強もある程度できてほしいと思いますが、興味が出てきたものを臨機応変にやらせたいと夫婦で話していて。

ただ、子どもの意思優先でとは言いつつ、遊び道具は野球関係のものが多いし、自分の好みが自然とモレちゃってるとは思うんですけど…(笑)。野球なら僕が教えられるからうれしいし、一緒にやれたらいいなとも思います。

一方で、“このスポーツいいぞ”って早いうちから始めさせた方が才能が伸びるんじゃないかとも思いますし、難しいですね。でも、もしサッカーを好きになったら、芸人のフットサルチームに入れてもらったりして息子を通して僕も勉強できたらいいなと。それで仕事がもらえるかもしれないし(笑)。

息子の個性とパワーを最大限大事にしたいんですよね」。

叱るときは全力で叱って、その後のフォローを大事にします!

_息子さんが3才だったある日、戦隊物のオモチャを「家に帰ってから開ける」という約束で買った庄司さん。

「でも車で開けたいと案の定言い始めまして。奥さんも『いいんじゃない?』と言うので開けたのですが、今度はご飯やさんに持って入りたいと。『食べるだけだしやめよう』『嫌だ持って行く』というラリーをし、結局持っていくはめになりました。

それからお店で『電池入れて音鳴らしたい』と騒いで収集がつかなくなって、息子が床にバーンと投げたんです。注文前だったので謝って家族で店を出まして、近くにあったゴミ箱に僕がオモチャを捨てたんです

息子、大泣きですよね。車で帰る最中、本人も落ち着いたところで話をしました。『こうだから怒って捨てたんだよ、約束を守っていたら上手に楽しく遊べたはずだよ』と伝え、息子も理解をしたようなので、オモチャを取りに引き返しました。

それで無事に取り返したわけですが、そこで息子が一言『とーたん。外でゴミは捨てちゃいけないんだよ』と。『そうだね、ダメだね。とーたんも勉強になったよ』と、息子の方が一枚上手でしたね(笑)

こういうやりとりは、時間がかかるし面倒ですが逐一やります。がつんと怒るけど、あとでちゃんと説明したいんです。きちんと説明しないと、たとえ3才でも納得しないと思うんですよ。わかってくれたら『うれしい、ありがとう』と伝えるのも大事だなと思います

ただ下の女の子には、やはり甘くなってしまう気がするんですよね…。娘に注意していて泣かれちゃうと、途中で『あぁ~』となるし、2才手前の年齢で女の武器を使ってくるというか、かわいいって信じ込んでいる笑顔をするので、つい許しちゃいます(笑)。

息子のようにびしっと言えないというのは正直ありますね。しつけは僕が息子担当で、奥さんが娘担当になるのかな」。

怒るときもスポーツマンらしい真剣勝負、全力…そんな言葉が浮かびます。子どもが小さいからといって適当にごまかしたり、頭ごなしに怒ったりせず、きちんと向き合っている姿が印象的。

後編では、そんな庄司さんの「全力」の褒め方や最近感動した子育てエピソードも伺います!

写真/藤記美帆

▼後編はこちら
有名人パパに聞く「理想のパパとは?」第一回 喜怒哀楽、全力でぶつかるのが庄司流!~庄司智春さん「褒める」編~

著者プロフィール

ママ向けファッション&ライフスタイル誌などを中心に活動中の30代半ばのライター。3才の男児の母。

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