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英国の名門校「エプソムカレッジ」のマレーシア校で学ぶ「スーパーグローバル教育」

英国の名門校「エプソムカレッジ」のマレーシア校で学ぶ「スーパーグローバル教育」

多様性に富んだ環境で、質の高い語学教育が受けられると注目を集めているマレーシア。近年はイギリスの名門スクールの進出も相次いでいます。160年以上の歴史を誇るイギリス屈指の名門校「エプソムカレッジ」(EPSOM COLLEGE)もその一つ。

今回は、そんなエプソムカレッジのアジア初の分校・マレーシア校が、日本の入学希望者のために開催した説明会に潜入。魅力あふれるカリキュラムや授業内容、学校の施設や生活環境について、みっちりお話を聞いてきました!

「アジアで英国の名門スクールに通う」という選択肢。

説明会を主催したのは、エプソムカレッジ・マレーシアの公認エージェント「ワクワク海外移住」代表、小倉若葉(おぐら・なおよ)さん。小倉さんは、2012年にご主人と2人の息子さんとともに一家でマレーシアへ教育移住。マレーシアへの留学や移住サポートを行う「ワクワク海外移住」を立ち上げました。

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さて、説明会当日。今回はマーティン・ジョージ学校長をはじめ、エプソムカレッジの講師による個別セッションが受けられることもあり、会場はほぼ満席の状態。30組ほどの参加者の中には、この日のために関西から参加したご家族もいるほど!

まずは主催の小倉さんからご挨拶。小倉さんはマレーシア移住後、2人のお子さんの学校選びのためインターやローカルの私立校を20校(!)以上、見学したそうです。

小倉さんによれば、エプソムのように教育環境が充実している学校も多い一方、施設面やカリキュラムに問題があったり、生徒の国籍に偏りがあるスクールも一部あるのだそう。「選択肢は多いものの、その質には大きなばらつきがある」という言葉が印象的でした。

英国本校と同じカリキュラムで、IGCSE やAレベルも取得可能!

続いて、マーティン・ジョージ学校長が自らプレゼンテーション。エプソムカレッジの成り立ちから教育理念、マレーシア分校の施設や環境、カリキュラムなどについて詳しい説明がありました。

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エプソムカレッジ英国本校は、医師の子息たちの教育を目的に、1855年に設立されたボーディング・スクール(全寮制学校)です。生徒たちは幼い時から親元から離れ、寮生活を通じた全人的な教育を受けることになります。

マレーシア校は2014年9月、エプソムカレッジの世界初の分校として誕生。開校にあたっては、エプソム本校の卒業生で「エアアジア」のCEO、トニー・フェルナンデス氏の尽力があったのだとか。彼の息子さんもエプソムで学んでいるそうですよ!

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マレーシア校は、首都クアラルンプール郊外の緑豊かな敷地の中にあります。その広さは、なんと東京ドーム4個分(約20万平方メートル)! その中にキャンパスと6つの寮、各種スポーツ施設などを備え、豊かな感性と健全な身体を育む教育が行われています。

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現在、在籍生徒数は437名。3〜18歳までの生徒たちが、ケンブリッジプログラムに基づく英国式教育のもと、勉学に励んでいます。

英国式の教育システムは日本とは異なり、5〜16歳までの6・3・2制。エプソムカレッジの生徒たちは、英国のインターナショナル・スクールを対象にした義務教育終了資格試験IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)をYear11 までにパスします。

その後、Year12-13を経てGCE・Aレベル(英国の大学入学のための統一試験)を受験。それぞれ大学進学に必要な資格を取得します。

多国籍な仲間とともに、勉強もスポーツもアートも学べる充実した環境。

エプソムカレッジ・マレーシア校の最大の特徴は、伝統ある英国式教育を本校と同じカリキュラムで受けられ、同じ資格が得られること。

講師たちは英国籍が中心で、みな英国で特別なトレーニングを受けたベテラン揃い。最先端の設備が整った環境で、少人数制(最大24名)のもと、経験豊富な講師たちからきめこまやかな指導が受けられるのは大きな魅力です。

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また、健全な心身の発達を目指すエプソムカレッジでは、勉強だけでなくスポーツやアートにも力をいれているそうです。サッカーやバスケ、スイミングのほか、プログラミングやアート、音楽、演劇などを履修することができます。

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一方、私が最も心惹かれたポイントは、「多様性に富んだ環境」です。世界中から生徒が集まるマレーシア校は、とにかく多国籍。バックグラウンドが違う仲間たちと学校や寮生活を通じて交流し、相互理解の大切さを学べる機会は、日本では得難いものです。

これからの時代に求められる「多様性への理解」を、自然に身につけることができる環境は、率直に素晴らしいと思いました。

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「教育移住」はグローバル社会を生き抜くための有力な選択肢に?

説明会の後半は、来日したエプソムの講師たちとの個別面談。各ブースでは、多くの保護者のみなさんが真剣な表情で質問を投げかけていました。

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千葉県から参加した加藤都さんと佑樹くん(小6)は、もともと海外旅行が好きで、いずれは海外に住んでみたいという希望があったそうです。

「マレーシアは欧米に比べて費用が手頃で、学校の選択肢も多いところが魅力です」と都さん。サッカー好きという佑樹くんは、スポーツに力を入れている校風が気に入ったそう。「将来は航空関係の仕事に興味があるので、英語をしっかり勉強して身に付けたい」と話していました。

東京都の中島慎吾さん(仮名)は、現在オーストラリアに留学中の10代の息子さんの転校先として、エプソムカレッジを検討中とのこと。オーストラリア国外への進学を考えたとき、ケンブリッジ式のカリキュラムの方が将来の可能性はより広がると考え、参加したそうです。

外資系企業に勤める中島さんは、自身が語学に苦労した経験から、お子さんの早期留学を選択したといいます。「国際的なビジネスの舞台では、どんなに能力が高くても、ネイティブレベルで英語を使いこなせなければ通用しません。子供たちには教養とともに高度な英語力を身に付けてもらいたいと思っています」(中島さん)

こうして3時間半におよぶ説明会は、盛況の中、無事に終了しました。終了後も、会場では参加者同士が熱心に情報交換する姿が見られるなど、教育移住への関心の高さがうかがえた1日でした。素晴らしい教育環境について取材するうちに、私もつい親目線になり、エプソムでの生活を妄想してしまいました(笑)。

ますますグローバル化が進む21世紀。「アジアでできる英国留学」を教育の一つの選択肢として考えてみるのもいいかもしれません。

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著者プロフィール

ライター/親子留学アドバイザー。インタビューを中心に雑誌、Web、書籍等で活躍後、フィリピン・セブ島へ移住。2012〜2015年まで3年間、親子留学を経験。現在はライター業の傍ら、早期英語教育プログラムの開発・研究にも携わる。明治大学サービス創新研究所・客員研究員。

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