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ホリデー慣れした海外にみる長期休みのとっておき活用法

ホリデー慣れした海外にみる長期休みのとっておき活用法

幼稚園や小学校の長期休みをどう過ごすか。悩んでしまうお母様も多いですよね。

海外に目を向ければ日本はまだ短い方で、例えばマレーシアの公立は1カ月半、インターナショナルスクールのような私立なら2カ月近い休みがあり、さらに学期の中間休みもあります。

共働きが多いので、祖父母の手や外部サービスを利用する家庭もあり大変なことに違いないのですが、日本と違う印象として、ある意味『休み慣れ』していて気負いがないこと。休みのたびに慌てていた筆者も、次第に休みまで含めた一年のカリキュラムとして、自然と受け入れられるようになりました。

今回はマレーシアの例を参考に「悩める長期休み」の呪縛を解き、発想転換できるヒントをお届けします。

長期休みこそ、諦めていた習い事にトライ

ピアノ・体操・英会話に公文…習い事って本当にたくさんありますよね。子どもの体力、集中力は限られているし、遊び時間だって確保してあげたい。関心はあってもほかの習い事との兼ね合いでできないことは沢山あります。

そんな諦めていた習い事、苦手な分野をちょっとだけ克服する機会として、休みを利用してはいかがでしょうか。

水泳や習字など、短期でも効果が実感しやすいものがオススメです。マレーシアでも時間に余裕のある長期休みは、英語や中国語など語学系を強化したり、水泳や楽器、演劇(Drama)などの習い事を試してみる子は沢山います。

習い事は継続するものというイメージにとらわれがちですが、短期なら気軽に挑戦できますし、無駄に長期間続けてしまうこともなく、時間とお金の節約にもなります。

ホリデーキャンプに特別イベント
意外と盛りだくさんの休み向け企画をチェック!

マレーシアでまず思い浮かぶ長期休みのキーワードは『ホリデーキャンプ』。キャンプといってもアウトドアでテントに泊まるキャンプとは限らず、さまざまなホリデープログラムのことをさしています。

たとえば3歳から参加できる料理教室のホリデーキャンプ。「おままごとじゃなくて、本物を使いたい!」という子どもの強い欲求を感じてはいても、忙しい日々のなかで料理を手伝わせる余裕はなかなかないし、汚されて怒ってしまうということもありがちですね。

子どもが募らせるキッチンへの欲求不満を、存分に解消できるのがこのキャンプ。子ども用に設計されたカラフルな明るいキッチンで、「ぼくがコックだ!」と言わんばかりに目を輝かせて料理する子どもたち。キッチン用具や食材を好きに触れられる、包丁を握るだけでも大興奮です。

しかも、大人でも作ってみたくなるような趣向を凝らしたレシピも魅力になっています。

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子供向け料理教室 Young Chefs Academy Malaysia

また、とにかく身体を動かしたい男児に人気なスポーツ三昧のホリデーキャンプ。見るからに「アスリート体型」のブラジル人認定コーチたちと、サッカー、水泳、ドッジボールにクロスホッケー、ブラジル式のゲームなど、一日4時間、身体を存分に動かして遊べるプログラムです。

コーチと一緒になって楽しそうに駆け回る姿を見ると「やっぱり外遊びっていいな」と実感させられます。

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EPS Sports Academy のホリデーキャンプ

マシンやレゴ好きにたまらないのが、レゴ教室が開催するホリデーキャンプ。レゴ教室はインターナショナルスクールの選択クラスではお馴染みです。

探求心や創造力、集中力が育まれるなど教育的な効果は多々ありますが、それ以上に子どもが夢中になり、のめり込んでいくのがいいところ。また、手の込んだプロジェクトにじっくりと向き合い取り組めるのが、キャンプならではの醍醐味です。

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レゴ教室Bricks & Gears

体験型のホリデーキャンプにとどまらず、サッカーやダンス、ピアノなど、普段子どもが夢中になっている習い事があれば、あえて普段とは違うコーチや教室、イベントを探して参加してみるのも一法です。

たとえば、短期だけの海外コーチによるレッスンなどいつもの習い事にも、これぞという魅力的な企画が意外とたくさんあります。得意なことをさらに伸ばし、そこから視野を広げるチャンスにつなげてみてはいかがでしょう。

ワクワクする気持ちを大切に

「長期休みをどうしよう」と思うのは親だけで、非日常の興奮した気持ちを胸に、子どもは休みを待ち遠しく思っているのかもしれません。子どもがホリデー好きなのは世界共通。親が休みのテーマをちょっと意識するだけで、おのずとアンテナが張っていろいろな情報が入ってくるはずです。

習い事について検討する際も「継続もの」と「単発もの」にわけて、「単発もの」は長期休み用に温存しておけば、普段詰め込みすぎることなく、もっとのびのびと過ごせるかもしれません。

長期休みは子どもの特権ですから、ぜひ「面白そう!」と子どもが喰いつくものを優先しプランを練ってみてくださいね。

参照/
Young Chefs Academy Malaysia
EPS Sports Academy
レゴ教室Bricks & Gears

著者プロフィール

世界35カ国に在住の200名以上のリサーチャー・ライターのネットワークをもち(2017年12月時点)、企業の海外での市場調査やプロモーションをサポートしている。

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ホリデー慣れした海外にみる長期休みのとっておき活用法

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