子育てのコト
【連載】ワーキングマザーという選択
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ワーママ必見!“工夫としかけ”で子どもが伸びる、夏遊びのコツ【ワーキングマザーという選択 第8回】

ワーママ必見!“工夫としかけ”で子どもが伸びる、夏遊びのコツ【ワーキングマザーという選択 第8回】

子どもにとっては嬉しい夏休みですが、ママにとっては毎日をどう過ごそう…と頭をかかえる大問題。特にワーママに限っては、まとまった休みも取れないから夏らしい遊びをしてあげられない…とちょっぴり罪悪感に駆られる人もいるのでは?

そこで伸芽会の佐藤先生に、時間がないママでも手軽に子どもを伸ばす、夏遊びのコツをお聞きしました。

佐藤眞理先生
佐藤眞理先生(伸芽会教育研究所 主席研究員) 
幼児教育指導歴40年。子どもの潜在的な力を引き出す指導と的確なアドバイスで、有名小学校や幼稚園に多数の合格者を送り出している。著書に『伸芽会式 子どもを伸ばす家庭教育「5つの力」』(講談社)。

 

生活の中で子どもを伸ばす“しかけ”を工夫しよう!

海や山、海外旅行などはもちろん素晴らしい体験ですが、それらが必ずしも子どもが伸びる体験とは限りません。大事なのはどこに行ったかではなく、「いかに子どもが楽しめる環境を親が設定できるか」なんです。

日々の生活の中にも「考える力」、「行動する(試す)力」、「表現する力」を加えてあげるだけで、子どもはぐんぐん伸びていきます。ここで忘れてはいけないのが、「あらゆる過程において会話を大切にする」こと

親がセッティングしたものを子どもがやるのではなく、「じゃあどうすればいいかな」「次はこうしてみようか」など親子の会話をしながら印象づけることで活きた体験につながっていきます。

では、具体的にどんなことをしたらいいかの例を挙げていきましょう。

(1)水性ペンとラップで想像力を養う簡単色水遊び!

夏遊びの定番といえばプールなどの水遊び。そんな水遊びにもある“しかけ”を加えることで伸びる遊びに早変わりします。

STEP1:用意するものは水性ペンとラップ

ラップの上に水性ペンでグシャグシャと線を描き、それを水の中に入れてみましょう。すると、あっという間に色水が出来上がります。絵具よりも水に流しやすく固まらないので後片付けも楽ちん。何より家にあるものでできて手軽です。

STEP2:空き容器でジュース屋さんごっこ

色水ができたら、子どもが大好きなごっこ遊びを。これなら未就学児でも楽しく遊べますし、兄妹がいる子はどんどん遊びを考え出します。

プリンやヨーグルト、ペットボトルなどの空き容器があれば「どれが一番入るかな?」「色を混ぜて別のジュースにしてみよう」となるわけです。知らず知らずに「量の比較」のお勉強にもなります!

ここでポイントなのが準備から片付けまでを子どもと行うこと。「じゃあ次は違う容器を用意しようか」「何色でやってみようか」と次回への意欲を膨らませておくといいでしょう。

(2)パパへの絵手紙で表現力をUP!

お子さんは「発信型(おしゃべりだけど聞かれたことに答えない)」か「受信型(引っ込み思案で聞かれてもだんまり)」のどちらでしょう?

小学校受験でも「自分のことばで伝える力」がとても重要視されますが、最近の子は苦手な子が多いのも事実。そこで、4~6歳の子におすすめしたいのが、表現する力を養う「絵手紙」遊びです。

STEP1:表情別のカードを用意しパパポストに投函

ノートでも画用紙でもいいので、「笑顔」、「困った顔」、「怒った顔」、「泣き顔」の表情を小さく書いたカードを4種類用意します。その中から一つカードを選び、今日あったことを言葉や絵で描いてパパへの絵手紙に。それをティッシュなどの空き箱で作った「パパポスト」へ投函するだけ。

子どもは「今日何があったの?」と聞いても答えないことが多いのですが、こうすることで「今日はニコニコするような嬉しいコトがあった!」「〇〇ちゃんと喧嘩して泣いた」など具体的な場面を思い出すことができるんです。

STEP2:パパは感想を絵や言葉で書き加えて返信

朝起きてポストを見ると、パパからコメント付きのお手紙が入っていれば子どもは大喜び。忙しくてなかなか触れ合えないパパとの秘密や情報を共有する体験はとても刺激的です。時にはママに言いにくいことも書くかもしれません(笑)。

たとえば夏休みの間だけでも毎日続けてみてください。きっとお子さんの成長やパパとの絆を感じられるはずです。

(3)おままごと遊びでお箸が持てるようになる!

夏の間にチャレンジしたい「生活習慣の向上」。なかでも3歳半くらいからはお箸の練習を始めたい頃。とはいえ時間がない食事の最中に練習させるのは一苦労です。そこでおすすめするのが「おままごとでお箸を練習する」しかけ。

お気に入りのお弁当箱に豆や小さく切ったスポンジ、新聞紙を丸めたモノなど掴めそうなものを入れておき、ハンカチなどで包んでおきます。お箸を渡してどうぞ!とすれば喜んで掴む練習をするでしょう。今日は2個掴めた、と記録していくとゲーム感覚で意欲が増します。この隙にご飯の準備をしてしまえば、忙しいママでもできますよね。

いかがですか? 日々の生活も、ちょっとの工夫としかけで子どもが伸びる子になるんですね。色水プールとお箸の練習遊び、早速試してみようと思います!

▼【連載】ワーキングマザーという選択
第1回「ママが働いていることは、子どもの発達にマイナスか?」
第2回「ママたちの深刻なストレスにどう対処する?」
第3回「2016年のキーワードは「ほったらかし」!? 今どき“ラク家事”家電の選び方」
第4回「効率が良いのはどれ!?共働き夫婦のスケジュールシェア術」
第5回「ワーママ利用が急増中!ゆとり時間を確保できる、家事代行サービス活用法」
第6回「ワーママ必見!現役保育士が語る“今どき保育園のリアルとホンネ”」
第7回「時間がないワーママでも大丈夫!子どもを伸ばす未就学児の家庭学習法」

著者プロフィール

フリーランスのライター・エディター。出版社勤務を経て、現在は女性誌やライフスタイル、ママ向けのweb媒体などで活動。tend.jpでは、ママ目線を生かした子育てに役立つ情報を発信中。2015年に保育士資格取得。

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