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子育て

新入学・新生活に向けて、賢く管理したい! 最新「夫婦のスケジュールシェア術」

新入学・新生活に向けて、賢く管理したい! 最新「夫婦のスケジュールシェア術」

毎日が分刻みで過ぎていく大忙しのママたち。特に働くママにとっては、子どもの行事や家族の予定を短時間で効率よく家族とシェアするかは死活問題です。「言った」「言わない」で夫婦喧嘩する時間はもったいない!

そこで、賢いママやパパが実践している最新のスケジュールシェア術や最新のアプリをご紹介します!

日経DUAL記事

理想は夫婦で週に一度のミーティング!

働くママ&パパ30名にアンケートをしたところ、毎日夫婦で話す時間はLINEやメールも含んでも「平均1時間半」という結果が出ました(SHINGA FARM編集部調べ)。

もちろん、朝ごはんや夕食時に話すというのもありますが、大事なことはメールかLINEで残す、というのが主流のよう。

その理由を聞いてみると、
「子どもの送り迎え、園の行事、家族のイベントなどで言った言わないでもめた」
というのが圧倒的でした。

「基本的な連絡事項はLINEですが、週に一度、子どもを早めに保育園に送り、30分だけでも夫婦でカフェミーティングする時間を作っています。そこで、今週の予定の確認や仕事の悩みなんかも相談しています(30代・アパレルPR)」というママも。

確かに、LINEのみだと味気ないし、子どもが一緒だと2人でゆっくり話すこともできませんからね。仕事の定例会議のように、夫婦の話し合いの時間をルーティン化してしまうのもひとつの手かもしれません。

すべては夫婦の役割を可視化することからはじまる!

「お互い仕事をしているのに、家事と育児もなんで全部私なの?」でも、パパは「自分なりにはやっている」と言います。これがワ―ママが爆発する一番の地雷といっても過言ではありません(笑)。

そこで、最近ネットなどでも話題になっているのが夫婦の役割を可視化すること。

「エクセルで夫婦の役割を書き出してから、100均に売っているホワイトボードとマグネットで夫婦の分担を図にしたんです(着替え、朝ごはんの準備、食事の世話、保育園の準備、送迎、ごみ出し、お迎え、夕飯、お風呂、寝かしつけ、片付けetc.)。そうしたら、一目瞭然で私の方が項目が多くて……。

それを見て主人も率先して家事や子どもの世話をやってくれるようになったんです。感情的にイライラしては伝わるものも伝わらないんですね(20代・企画)」というママも。

ママが爆発してしまう前に、夫婦で一度役割分担を可視化して現状を共有してみるといいかもしれませんね。

ITパパ&ママはアナログ&デジタルのいいとこどりが主流!?

お次はIT業界で働くパパたちにインタビューして、おすすめのスケジュール調整ツールやアプリを教えていただきました。

やはり圧倒的人気だったのがgoogle カレンダー。

「奥さんが使いこなせないと言っていたんですが、じっくり使い方をレクチャーしたらとっても使いやすくて。お互いにスマホやパソコンからスケジュールを書き込んだものを共有できるので、子どもの予定はもちろん、飲み会なんかもそこに書き込んでシェアします(30代・システムエンジニア)」。

さらに、印象的だったのが、アナログなカレンダーとのW使い。

『くまのがっこう』のファミリーカレンダーがおすすめ。わが家は2冊目になりますが、家族の予定、個人の予定を横軸で書いていけるから、子どもが保育園、小学校と複数いても混乱せずに見やすいんです。イラストも可愛いし、リビングの目立つところに貼って食事をするたびにチェックして、google カレンダーと併用して確認しています(30代・システムエンジニア)」。

入学準備から学習チェックまで! 小1の壁を乗り越える最新アプリも

「アプリでシェアしたいけれど、どうも使いこなせない……」そんなママたちにおすすめしたいのが、こちらの無料アプリ「ninaru小学生(https://eversense.co.jp/product/ninaru-elem)」。

ママ・パパで役割分担できるスケジュール管理はもちろん、入学準備や新生活に役立つ情報発信、さらに学習チェック機能までついている話題のアプリです。

アプリを開発した㈱エバーセンスの広報、真辺さんにお話を伺いました。

__アプリ開発の経緯を教えてください。

私自身、現在年長児の母で共働きなのですが、入学準備はもちろん、入学後の学習面や生活面や小1の壁など不安だらけでした。そんなママ・パパたちに寄り添うサービスをと考えたのがこのアプリです。その時期に不安になりそうなことや気になってくることの最適な情報を出すこと、いろんな選択肢がある中で情報が偏らないように意識して作りました。

__具体的にどのようなことができるのでしょうか?

大きくは3つあります。

その1 年長から小1の間、毎日メッセージが届く

先輩ママ・パパの経験や体験談、さらに専門家の声をまとめたコンテンツをアプリやSNSで発信しています。たとえば入学直後は「学校に行きたくないと言われたら?」「7歳は交通事故にあいやすい」といった小1ならではの話題を盛り込んでいます。

その2 夫婦で簡単にスケジュール管理できる

小学生になると平日の学校行事や習い事が増えるので、送迎を含め家族でスケジュール共有が不可欠になります。とはいえ、「夫婦間で管理が得意な方が入力をして苦手な方は見るだけで使いこなせない」といった声もありました。そこで、できるだけ機能はシンプルにし、アイコンで共有者を簡単に操作できるようにしました。

さらに、お迎えのお願いなど、絶対に忘れてほしくない予定には「鬼通知モード」で1週間前から毎日リマインドが届く機能もあります。

その3 国語と算数の学習チェック機能でつまづきを見逃さない!

学習に関してはわが子が「今どんな勉強をしていて、どこでつまずいているのかを知りたい」という声が多かったので、元小学校教諭による国語と算数のオリジナルドリル(毎日配信)を作りました(アプリから印刷して使用)。

1日5分から、できるときに無理なく使っていただければと思います。ポイントはその日の課題に対して、例えば文字の線をうまくなぞれない子には「スタートとゴールを指さし確認してみよう」とか、時計の読み方では「長い針が12をさしている時は、短い針がさす数字の時間であるとわかればOK」など、どう教えればいいかの細かいアドバイスが添えられていることです。

もちろん、どんどん先取りして進むこともできます。

(学習チェック機能は小2まで対応)

__ユーザーの声はいかがですか?

・第一子で何が不安かもわからない状態だったけれど、毎日配信されるコンテンツから安心材料を積み重ねています。
・ちょっと先の小学生の悩みを知っておくと心づもりができるのがいい!
・入学準備も、「給食で配膳があるから家で練習してみるといい」など具体的にできることが書かれていて役立つ

などの声をいただいています。

このアプリを使うことで、「小学生ママになる」という漠然とした不安を、1個1個つぶせたり、困ったときに頼れる友達や相棒のような存在になれたら嬉しいです。

今後も子どもたちが元気で楽しく学校に通えるように、少しでも親の不安を減らして笑顔で送りだせるアプリを目指します。

著者プロフィール

ライター・エディター。出版社にて女性誌の編集を経て、現在はフリーランスで女性誌やライフスタイル誌、ママ向けのweb媒体などで執筆やディレクションを手がけている。1児の母。2015年に保育士資格取得。

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