5児のママ・まいさんに教わる子育てのコツと超節約おかずレシピ!「まい飯レシピ」初の著書も発売!

5児のママ・まいさんに教わる子育てのコツと超節約おかずレシピ!「まい飯レシピ」初の著書も発売!

料理歴32年、5児のママが作るおかずは「子どもがよく食べます!」「アイデアがすごい」「やみつきになる旨さ」と、SNSで大人気。インスタグラムのフォロワーは約45万人と、多くのファンを増やし続けている、今注目のインフルエンサーまいさん(@maimeshi_recipe)の、初となるレシピ本『まい飯レシピ やるしかないから、今日もごはんを作る!』(主婦の友社)が発売。献立のコツや買い出しのコツ、さらにお弁当にも使える万能おかず、5人の子育てについてもお話を伺いました。

日経DUAL記事

5人目の出産後、知識ゼロから始めたInstagram

__インスタを始めたきっかけを教えてください。
5人目の子を出産して、おそらく最後であろう子育てを密に過ごしたいと思いました。そこで、家でできる仕事を探していて、お料理は好きだったので何か仕事につなげられたらいいなと思ってInstagramを始めたのがきっかけです。知識もゼロな状態だったので、SNSの講座を昨年11月末から受講して勉強しながらスタートした感じです。
5人目の出産後、知識ゼロから始めたInstagram

__Instagram開始後わずか1ヵ月でフォロワー1万人、1年後に本を出版される未来は想像していましたか?
まったく想像していなかったですね。1万人がどういう事なのかもわからないレベルでした。
編集も撮影も自分で行っているので、最初は今よりとても時間がかかってしまって。
その頃は、子どもたちが寝てから夜な夜な編集をして、朝の4時に寝ているような生活でした。でも、子どもたちのためにという想いと、Instagramでの発信仲間のおかげで頑張れたと思います。何より、フォロワーの方からのDMやコメントが本当に日々の励みになりました。最近はその量がものすごいことになってきたのでどうしてもお返事が追いつかず、申し訳なく思っています。

ありのままの日常を載せたら大反響に!

__「ママだって人間だもの」「楽しまないともったいない」「自分の機嫌は自分でとる!」といったInstagramのフレーズが印象的です。このスタイルはいつからですか?
最初の頃はお料理だけを投稿していたんですが、周囲から「もっと自分を出してみたら?」とアドバイスをもらい、お酒を飲みながら料理を作るのがストレス発散というありのままの私の日常を紹介したら「私と一緒だ!」「料理はやっぱり飲みながらですよね」「見ているだけで幸福度が上がります!」など、たくさんの共感コメントをいただけました。もちろん賛否あると思いますが、今はこのスタイルに落ち着いています。

__4月から中3、中1、小1、年中、3歳という5人のお子さんを育てながら家事に仕事にと大忙しだと思います。生活スタイルを少し教えてください?
一番下は幼稚園の慣らし期間で午前11時半には帰ってくるので、それまでが私の編集時間です。午後の保育園のお迎え後は、キッチンで撮影タイム。そこからは、家族の夕飯を作って食べさせ合間に洗濯。旦那さんが帰ってきたら子どもたちをお風呂に入れてもらい、その合間に私は片付けと掃除を…。子どもたちを寝かせてからは夫婦で飲みながら一日の子供の様子やお互いの報告などのおしゃべりをして、寝るのは深夜2時くらいですかね。

ありのままの日常を載せたら大反響に!

家族のために疲弊して自分が壊れたら意味ない!

__「忙しいからこそ、おいしいごはんと酒で一日を終えたい!」がモットーのまいさん。
疲れて料理を作りたくないというときは、どうやって乗り切っていますか?

子どもたちのご飯が納豆ご飯やラーメンのときもあるし、デリバリーにも頼ります。料理は家族のためでもあるけれど、それより私は「自分が食べたいものを作りたい」という想いが強いのかもしれません。だって家族のために疲弊して自分が壊れたら元も子もないですからね。私は、おいしいごはんと酒で一日を終えて自分の機嫌をとって日々の活力にしています。

__著書に載っていたmyルールについて。お肉のまとめ買い(月に1度21㎏)や7人家族の食器の少なさに衝撃を受けました。 
お肉は、大家族なので専用の冷凍庫を購入してだいぶ楽になりました。野菜やその他の食材は、なくなったら買い足す感じです。収納に関しては、家がごちゃついているのが嫌な性格なので、「何か買ったらその分捨てる」「出しっぱなしにしない」がmyルールです。とはいえ、子どものものはそうもいかないですけど、もう使ってないと判断したものは容赦なく処分しています(笑)。

調味料や薬味次第で、家庭料理は格段に美味しくなる

__まいさんのレシピは食欲がそそられて、作りたくなります。こだわっているポイントはどんなことでしょうか?
そう言ってもらえると、本当に嬉しいです。最近スマホからちょっといいカメラに変えて自然光がきれいに撮れるようになったという技術面もあると思いますが、使う食材もできる範囲でこだわるのもポイントかもしれません。
私は何でも時短がいいとは思わないタイプです。たとえば、私の料理に欠かせないニンニクも、チューブタイプはこの世に存在しないものと思って生を使います(笑)。美味しくなる、栄養価が高いと思うところは妥協しません。

__食材や献立や味付けがマンネリ気味という人にアドバイスをお願いします。
いつもの料理に使う醤油をポン酢にしたり、めんつゆ+ゴマ油に変えてもおいしいですよ。あとは、調味料にこだわってみる。私が使うスタメン調味料は、こめ油(酸化しずらいので体にもいい)、ごま油(韓国産のものが美味しいけれど、かどやのものも好きです)、オリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイルを選ぶ)、塩(沖縄のシママースなどの天然塩)、しょっつる醤油、白だし、ポン酢、しょうゆなど。
そして、なんといっても薬味(生にんにく、ねぎ、ごま、大葉、みょうが、生しょうが)も欠かせません。体にもいいし、風味が増してお酒がすすみます(笑)。

おやつの代わりになるバズいもレシピ!

__まいさんといえば、じゃがいもレシピが大人気ですが、その理由とは? 
子どもたちは本当にポテトが好き。腹持ちもいいし、おいしいし、まちがいない!私も子どもの頃おばあちゃんが作ってくれたじゃがいも料理が大好きでした。子ども用のおやつストックが切れているときは、じゃがいも料理でだまらせることがよくあります。レシピ本でも紹介していてみなさんに大人気の「サクッもちポテチ」「ぶっこみローストポテト」「もっチーズポテト」などは、そういった過程で生まれたレシピです。

サクッもちポテチ~27万人に保存されたレジェンドレシピ~
「サクッもちポテチ~27万人に保存されたレジェンドレシピ~」
じゃがいもの種類はメークインでも男爵でもOK。深めのボウルで豪快に振って、しっかりからめるのがポイント。おやつにもおつまみに、お弁当おかずにもなる、間違いない味つけです!

【材料(2~3人分)】
じゃがいも(3個)、片栗粉(大さじ3)、こめ油(適量)
A:粉チーズ(大さじ2)、青のり(小さじ1)、塩(小さじ1/3)、かつお節(1袋)

【作り方】
1.かつお節は小さめの耐熱ボウルに入れて30秒レンチンする。
2.じゃがいもは皮つきのまま、スライサーでスライスして水に3分ほどつける。ざるに上げて水けをきる。
3.ポリ袋に2.と片栗粉を入れて振り、全体に粉をまぶす。
4.フライパンに約1cm深さの油を熱し、4~5枚ずつ重ねてぎゅっと合わせながらいれる。
5.途中で返して両面をカラッと揚げ焼きにし、油をきる。
6.ボウルに入れて1.を手でくずしかけて、Aをそれぞれ振り入れる。ボウルを振って全体を合わせる。

__まいさんのお弁当の“いつ弁”メニューを教えてください!
旦那さんが「一口ソースチキンカツ」が大好きなので、よく作ります。衣をつけたものを100個作って冷凍したこともあるくらいです。小さく薄く切っているから冷凍しても揚げやすいんです。お弁当に入れるお肉は、冷めても脂が固まったり、かたくなったりしない鶏肉がいいと思います。子どもだったら唐揚げとか鶏マヨポンもよく作りますね。子どもの“いつ弁”は、唐揚げ、ちょっとだけナポリタン、じゃがいもおかずにウインナー、たまごやき、おにぎりとサンドイッチ(どっちもリクエストされるので)という定番のメニューです。

「ねぎだく鶏マヨポン~使う食材はむね肉だけ!~」
むね肉さえあれば完成する安心感(ねぎなしでも全然OK)! マヨネーズとポン酢を加えるだけというシンプルな工程と1食100円台コスパの良さも魅力です。

【材料(3人分)】
鶏むね肉(大2枚650g)、マヨネーズ(大さじ3)、ポン酢しょうゆ(大さじ3)、片栗粉(大さじ4)、こめ油(大さじ3)、細ねぎ(1cm幅の小口切り)2本
A:マヨネーズ(大さじ1)、酒(大さじ1)、塩(小さじ1/2)、砂糖(小さじ1/2)

【作り方】
1.ポリ袋に鶏肉とAを入れてもみこみ、20分ほどおく。
2.別のポリ袋に1.と片栗粉を入れて振り、全体に粉をまぶす。
3.フライパンに油を熱して2.を入れ、途中で返して両面に焼き色がつくまで焼く。
4.マヨネーズをかけ、全体にからめる。
5.ポン酢しょうゆを加えてさっと煮る。器に盛り、ねぎを散らす。

__「子どもにもっと魚を食べさせたい」を叶えるレシピはありますか?
魚って、骨をとるのがめんどうで食べない子どもが多いんだと思います。最近は楽天の「骨なし鯖」が大ヒット。本当においしいので肉率が下がったくらいです。フライなどで食感をカリカリにすると子どもは食べやすいと思いますよ。私はどんな食材も衣をつけて揚げればおいしくなると思っているので(笑)。

子育てはもっと自分優先でいい!

__明るくポジティブ思考のまいさん。家事や子育てで悩んだときは、どのようにポジティブ変換されていますか?
深い悩みはまだないのですが、友達と喧嘩したとかちょっとしたトラブルはありますし心配です。でも5人いっぺんに話は聞けないので、最近は一人ずつ時間をとるようにしています。
家事育児の分担は、最初は全部自分でやらないといけないと抱え込んでしまってパンクしたことがあって。そこから旦那さんと話す機会を意識して作るようにして、お互いの理解を深められたと思います。最近は、皿洗い、お風呂に仕上げ歯磨きなども積極的にやってくれています。夜子どもたちが寝てから晩酌したり二人で映画を見たりするときが夫婦の時間です。

__最後に、本の見どころと、家事に子育てに仕事に奮闘するママたちにメッセージをお願いします!
子育てはもっと自分優先でいいと思います。ママがご機嫌な方が家族の平和につながるし。
自分勝手くらいがちょうどいい気がします。私の場合は食べたいものを飲みながら作って食べることですが(笑)、自分なりのテンションが上がることを見つけて少しでも楽しんでくださいね。

今回の本は、インスタに載せて人気のあった動画を中心に、作りやすいようにレシピに起こしたものです。動画感覚で再現できるよう、プロセスカットをぜいたくに使って、写真だけで見て作り方がわかるように意識しました。どれも自信をもっておすすめするレシピなので、ぜひお手に取ってもらえたら嬉しいです。

まいさんの本はこちらから購入できます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4074562200/

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部です。ママ・パパに役立つ子育て、教育に関する情報を発信していきます!
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