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5歳前後の女児ママ必見!女同士だから何でも分かり合える、はキケン…「今どき女の子の育て方」

5歳前後の女児ママ必見!女同士だから何でも分かり合える、はキケン…「今どき女の子の育て方」

世間では、「男の子を育てるのは大変!」と男の子のママ向けの育児本が出ていますが、女の子のママにも特有のお悩みがあることを、日々のカウンセリングで感じています。

“ママが女の子を育てる”という同性ゆえの難しさに対し、ママはどう向き合っていくのがいいのでしょうか?

女の子はいろんな意味でおませさん!?

ママ 「ほら、○○しなさい」
娘 「ママだって、○○してないじゃない」
ママ 「うるさいこと言ってないの」
娘 「うるさいのはママだよ」
ママ 「まったく生意気なこと言って!!!」

こんな光景、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。とくに、5歳前後の女の子がいらっしゃるご家庭では、「まさに」「あるある」かもしれません。

一般的に、女の子の方が、男の子より成熟のペースが速く、精神年齢も高いと言われています。言語習得能力も女の子が優位とされています。

それが、お勉強の方に全て注がれればいいのですが、ときに、ママに口答えしたり、言葉尻をつかんで言い返してきたり。ママがタジタジになるようなシーンが増えてくるのが、5歳くらいのころ。

ママはその言動に怒り心頭で、「なにを生意気な~~!」とやり返してしまうことも多いものです。

悩みの質が違う、男の子育児と女の子育児

あと多いのは、女の子のお友だち同士に見られる人間関係のいざこざ。そこから発展するかげぐちや仲間外れ、さらには心の揺れに、ママが悩んでしまうケースです。

男の子の悩みは、すぐに叩いてしまう、攻撃的で困る、落ち着きがないなど、外側から見て、すぐに分かる行動が多いのに対し、女の子を育てる際の悩みは、外には見えにくいその子の心の中にあることが多いようです

繊細に揺れる心に対し、ママはどう接したらいいものかと悩んでしまう傾向があります。

男の子のママは、その子の勢いに振り回される形で悩み、体力的にもしんどいと感じることが多い一方、女の子のママは、心の中でああでもない、こうでもないと堂々巡りの考え事をしたりして、悶々と心を悩ませてしまうのです。

女の子ママの2大お悩み別対策術

その1 口答え発言への対策

まず、冒頭で触れた「ママをタジタジにさせる口答え」への対策としてできることは、やはりママ自身がそれに乗っからないことでしょう。いくら女の子は言語習得が得意とはいえ、事例がなければ、マネをする機会も増えません。

ママ自ら、乱れた言葉を使わないように意識し、子どもにマネされてもOKと自信を持って言える言葉づかいをすることが、ママが取れる対策です。

その2 お友だちとのいざこざへの対策

もう一つの友だち関係による心の揺れについてですが、こちらの方が見えない分、対処が難しいと思います。

もし自分の娘が“している側”であれば、もちろん、仲間外れやかげぐちは悪いことだということをしっかり教えていくことが必要です。”されている側”の場合は、なによりも、その子の自己肯定感を下げない働きかけをしていきましょう

保育園、幼稚園、小学校などで、「仲間に入れてもらえなかった経験」をすると、その子は自分を「否定された」と感じやすくなるため、自ずと自己肯定感が下がってしまいます。

ご家庭でしっかりとその子を丸ごと受け止めてあげることで、下がった肯定感を補ってあげてください。

もっとも注意すべきこと「一卵性母娘にならないで!」

そして、大事なことを最後に一つ。女の子育児をする上で、ママが気をつけたい事について触れていきます。

育児相談をしていると感じるのは、「この子のことは分かっているはず」という思い込みが、ママの「イライラ」や「不安」などをエスカレートさせてしまっているケースが多いということです。

「私も小さいころそうだった」
「だからこの子もそうに違いない」

母と娘というのは、女同士の特別な絆がある一方、ややもすると、同化してしまう危険性もあります。よく、「まるで姉妹のような2人」「友だちのような母娘関係」と表現することがありますが、心理学的に見れば、アンバランスな状態です

男の子のママは、日々色々なことをやらかしてくれる息子に、「男の子ってこうなんだ」「わ~、違う生き物」という思いを持ちます。それらは、新鮮な思いでもあるので、いい意味で客観性が保ちやすくなります。

一方、女の子のママは、その距離を縮め、ときに同じ殻の中にいる感覚で娘の様子を見てしまい、ママの主観をそのままかぶせてしまうことがあります。

よって、女の子を育てているママが気をつけたいのは、娘と自分の主観を混同しないことです。

ママの主観で子どものことを考えてしまうと、どうしても、「ああすべきだ、こうすべきでない」というくくりが増えてしまうことになります。それにより、衝突も増えますし、さらにエスカレートすれば、子どもの自立性を奪う過干渉、過管理に陥ってしまいます。

いくら母と娘と言えど、それぞれの意思を持った独立した人間です。ファッションや趣味をシェアしたりするのは、母娘ならではの楽しみ方。しかし、シェアするのは、そのような部分だけに留め、子育てに関しては、個をリスペクトすることを忘れないようにすることが大切です。

著者プロフィール

ポジティブ育児研究所 代表 & 育児相談室「ポジカフェ」主宰。
イギリス・レスター大学大学院修士号(MSc)取得。オランダ心理学会(NIP)認定心理士。現在は、ポジティブ育児研究所でのママ向けの検定事業、育児相談室でのカウンセリング、メディアや企業への執筆活動などを通じ、子育て心理学でママをサポートする活動をしている。著書に「子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣」など。HP:http://megumi-sato.com/

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