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イヤイヤ期だって怖くない!子どもの主体性を伸ばす1歳からのしつけ方

イヤイヤ期だって怖くない!子どもの主体性を伸ばす1歳からのしつけ方

「あの子はしつけがなっていない」なんて言葉、我が子には言われたくないものです。でも、しつけってどうしたら? 
伸芽会 幼児英才教育局の佐藤眞理先生に、しつけについてうかがいました。

佐藤眞理先生
佐藤眞理先生(伸芽会教育研究所 主席研究員) 
幼児教育指導歴40年。子どもの潜在的な力を引き出す指導と的確なアドバイスで、有名小学校や幼稚園に多数の合格者を送り出している。著書に『伸芽会式 子どもを伸ばす家庭教育「5つの力」』(講談社)。

1歳からしつけを意識しましょう

最近では、「〇歳までは怒らない方針」という親御さんもたまに目にしますが、なんでも見守って好きにやらせていればいいのでしょうか?

結論から言いますと、1歳からしつけはできます。
なぜなら1歳でも大好きな親がしてほしいこと・してほしくないことは雰囲気で察することができるからです。

自我の発達する2歳児は親との力関係が確立する時期
そして3~4歳ともなれば、だんだんと親以外の人の気持ちがわかるようになります。外でのお約束もこの位の時期からどんどん意識させていきましょう。

よくだだをこねている子どもをどう扱っていいのか、とまどっている親子連れを見かけることがあります。
自分で動けるようになる1,2歳児の親は、子どもの自我に振り回されないよう、毅然とした態度を取ることも必要です。
触ってはいけないもの、行ってはいけない場所など常に危険へのアンテナを張り巡らせながら、子どもの行動への目配りを大事にしてださい。

行動半径が広がり自分と他人との関係に気づいていく3歳からは、公共の意識として、信号を守らない、食べ歩きをするなど、お出かけしたときに、ルール違反をしている子どもや大人を見かけたら、「あの子、こんなことしているけどどうかな?」など、客観的に見て話してみるのもいいでしょう。

イヤイヤ期・反抗期との向き合い方

子どもの反抗期は成長の証、けれど親にとっては本当に大変!という時期でもあります。
反抗期の子どもは、どれだけ自分の意思を通せるかを試しています。
目立って反抗期がある子は、自分から行動するエネルギーがある子とも言えます。
親は子どもに「お片づけはご飯のあと?それとも前?」といった「イヤ」を言わせない状況を上手く作り、子どもの主体性を伸ばして上げることも大事です。

どこまで譲るべきか、迷ったときは次の3つの絶対ダメを思い出してください。

その① 危ないこと
その② 衛生上の問題があること
その③ 人を傷付けること

これらは、理屈抜きでダメと通しましょう。理屈はあとでついてきます。
他のことでも「うちではコレはダメ」「こうしてほしい」と、その家庭なりの筋を通してブレないことが大事です。

「保育園や幼稚園のお友達がうちではNGとしていることをしていたとき、どうすればいいですか?」というお悩み。
これはよく聞かれるご質問ですが、何よりママのブレない心が大切です。

その家によってここまではよしとしている線引きが違いますから、とても難しい問題ではありますが、ダメな理由をきちんと説明して、ママ友の前でもきちんとダメなことはダメという勇気を持ってくださいね。

親が許してしまうのは簡単なことですが、我が子が世の中で受け入れてもらうために、親御さんもがんばらないといけないときがあります。
何かを我慢させたい時は「我慢できるようにしよう」という気持ちを起こさせることが大事。そして「我慢できてえらいね」ときちんと伝えてあげましょう。

しつけのいい家は父親が率先して関わっている

小学校受験でも、子どもができるできないではなく、「親が子どもに何をさせようとしているのかが伝わる」ことが大切です。
必要以上に口出ししているなとか、できるのにさせていないな、というのは伝わってしまうものです。

いざというときに親の言うことは聞くべきということを、子どもにしっかり分からせておきたいものです。
そういうとき、特に男の子であればパパにがんばってもらいましょう。

子どもがわがままを言ったとき、「じゃあお父さんが何て言うか聞いてみましょう」と父親に決定権を持たせる。もちろんその前に両親で意見を合わせておくことは言うまでもありません。

小さいうちはパパが子どもに甘過ぎたり、子どもを赤ちゃん扱いしすぎている場合もあるようですが、3歳ともなれば大人の言うことの60%は理解できます。
夫婦の力関係も、どういう時にケンカをして、パパとママがどう行動したかも見られています。
しつけがいいなと思うご家庭は、パパが育児に率先して関わっている場合が多いもの。パパ育てもしなくてはならないので、ママは大変ですね(笑)。

 

「1歳児だって使い方や危険についてきちんと教えれば、ハサミを使えるようになるんです」というのはちょっと衝撃でした。
言葉がわからないからと思って大事な時期に伝えたいメッセージを伝えないのは、身に付けるべき「しつけ」をおろそかにすると同じことと言えそうです。

我が家は言葉がだいぶ通じるようになってきた最近、父親の活躍度が増してきています。ママ一人でがんばりすぎないでいきましょう!

著者プロフィール

ママ向けファッション&ライフスタイル誌などを中心に活動中の30代半ばのライター。3才の男児の母。

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