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巨大ピタゴラ装置づくりも!伸芽会が手掛ける学童サマーキャンプとは?

巨大ピタゴラ装置づくりも!伸芽会が手掛ける学童サマーキャンプとは?

夏休みもあと少し。これから秋にかけて家族でキャンプに出掛ける人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、幼児教室を手掛ける伸芽会の学童「伸芽’Sクラブ」の大人気サマーキャンプの模様を、引率した寺田先生に伺いました。子どもを伸ばす外遊びのヒントがいっぱいです。

BKA自然体験講習が他と違うことは何ですか?

伸芽’Sクラブ学童の夏期キャンプは、今年5種類のラインナップがありましたが、BKA自然体験講習はそのうちのひとつです。

1年生を対象にした「ブロンズキャンプ」、2年生を対象にした「シルバーキャンプ」、3年生以上を対象とした「ゴールドキャンプ」と、ネイティブの先生と英語漬けで過ごす「English Camp」、そしてBKAの算数・国語のキャンプが「BKA自然体験講習」です。

BKA(Bright Kids Academy)は普段は超難関中学受験を見据えた「思考力」や「読解力」を育む授業を行うクラスですが、今回のキャンプでは、大ピタゴラ装置をつくるという挑戦をメイン企画にしました。

伸芽’Sのキャンプは、毎年趣向を凝らしたストーリー設定を軸に展開します。子どもたちはそのストーリーに即したミッションをクリアすることで、舞台となる白馬村の平和を守るために団結します。

今年のストーリーは白馬五竜という地名をもとに、5匹の竜と5つのキャンプを対応させたものでした。4000年前に仲違いした5匹の竜を仲直りさせるために、5つのキャンプがそれぞれ別の竜を担当して、目的をもって各日程の活動に取り組みました。

そして、最後のキャンプファイヤーで物語はクライマックスを迎えるのですが、そこで大きな役割を果たしたのが、BKA算国キャンプの子ども達が作ったピタゴラ装置でした。

今回一番こだわったプログラムは何ですか?

学童サマーキャンプ2

やはり大ピタゴラ装置です。今回は、TVなどでも活躍されるTOYクリエーターの野出正和先生をお招きして、みんなが一人一つずつ自由な発想で作ったピタゴラ装置を繋げて、大きなピタゴラ装置を作って頂きました。

さらに、それを5つのキャンプ全体で行うキャンプファイヤーの点火装置にしてもらうことで、竜のストーリーの中でも大きな役割を果たすことになりました。

学童サマーキャンプ2.5

BKAキャンプの子どもたちが竜のために心を込めて作った大ピタゴラ装置は、見事にキャンプファイヤーを点火させ、天に子どもたちの思いを届けました。その結果、伸芽’Sのキャンプに参加した子ども達全員の努力のおかげで白馬村の平和は守られた、という形でストーリーは完結したのです。

大きなピタゴラ装置を作ること、それだけでも素晴らしい挑戦ですが、伸芽’Sのキャンプでは、そこに明確な目標と責任感を付与することで、より大きく成長できる機会にしたいと考えています。このようなストーリーがあることで、なぜピタゴラ装置を製作するのかという事を子どもたち自身が考え、自分たちで「作ろう」と決めていくため、子ども達の制作力が上がるのです。

作り方をご紹介しますので、お子さんと一緒に作ってみてはいかがですか?

学童サマーキャンプ3

(作り方)

30cm×30cmの段ボール板の上に、色々な形・大きさの箱を配置したうえで、半分に切ったトイレットペーパーの芯を使って自由な発想でピンポン玉が転がり落ちる仕掛けを作ってもらっています。

なかなかうまく転がらない場合は少しずつ角度を変えて調整したり、接着の弱いところを補強したり、ここでも野出先生が大活躍。最後には、完成した装置を白馬の大自然から集めてきた小枝や落ち葉などでデコレーションして、世界にひとつだけのピタゴラ装置の完成です。

それを、ボールが繋がって転がり落ちるよう高低差をつけて配置していけば、大ピタゴラ装置になります。

キャンプファイヤー時には、5つのキャンプを象徴した5つの大ピタゴラ装置からそれぞれボールを転がして、最終的に一か所に集まったボールが野出先生渾身の倒れながら登っていく階段ドミノに繋がり、組まれたやぐらに火をつける、というスペシャルな演出がありました。

他に子どもたちに人気だったプログラムは何ですか?

2日目の川遊びは盛り上がりました。雪解け水の流れる白馬の清流で、思う存分体を動かすことができたので、子どもたちもすごく生き生きとした笑顔を見せてくれました。

手足だけでなく、水鉄砲やバケツを使った水の掛け合いは非常に白熱して、子どもたちは夢中で水の掛け合いをしていました。

さらに、魚つかみにもチャレンジでき、悪戦苦闘しながらも、最後には自分たちが取った魚を食べることができたので、それも子どもたちにとって強く印象に残っているかと思います。

この川遊びも、もちろんストーリーの一環であるため、竜を助けるための挑戦が含まれています。目標のために皆が力を合わせることで、結果的に大変盛り上がるのです。

学童サマーキャンプ4

親と離れての2泊3日、引率する先生方はどんなことに気をつけていますか?

伸芽‘Sクラブの方針として、先生がすぐに答えを教えないで、子どもたちに自分で考えさせるというメソッドがあります。キャンプの間もそれは同じで、それぞれの活動で子どもたちが自主的に動けるよう答えを言わず導くように気を付けています。

さらに、初めてのお泊りの子でも、身の回りのことは自分でやることが原則です。普段お預かりしている校舎の先生と送り出す保護者の方で一人一人に個別の目標を決め、その目標をキャンプの引率をする先生と共有します。

それぞれの子ども達がどんな成長するか、伸芽’Sの先生たちが密に情報共有をすることで、安全の確保とともに、実りのある体験になるよう気を配っています。

子どもの成長を感じたエピソードがあれば教えてください。

ある小学1年生の子で、顔に水が掛かるとパニックになる恐れがあると事前にご両親からお伝え頂いていた子がいました。川遊びや入浴で顔に水が掛かってしまうと最悪吐いてしまうかもと…。

ところが、結果的には、ご両親の心配をよそに、その子はお風呂も川遊びもまるでパニックになることなくごく普通に参加していたそうです。

今まで自分ではできないと思い込んでいたことも、周りで同じ年の子が普通にしているのを見て、「大したことない」と思えたのかもしれません。本人にとっても、保護者の方にとっても、大きな自信と安心につながったことと思います。

外遊びを思い切り楽しむことは、ストレス発散などはもちろんのこと、基本的な体力をつけるという面でプラスの効果があると思います。基本的な体力がない子は、お勉強でもなかなか集中できません。姿勢正しく、正しい鉛筆の持ち方で、きちんと机に向かうこと一つとっても、子どもにとっては体力がいるものです。

さらに、外で遊ぶことは、他の子とのコミュニケーションが発生するため、我慢することや待つこと、譲ることなど、協調性や社会性を磨くことにもつながります

伸芽’Sクラブのキャンプは、その最たるもので、色々な校舎の子ども達や先生が集まるので、普段は出会わない地域や学校の子と友達になるチャンスにも溢れています。

最初にお話しした通り、BKA(Bright Kids Academy)は普段は「思考力」や「読解力」に焦点を当てた中学受験のための特別講習です。そのため、塾などが行う「お勉強合宿」と勘違いされることがたまにあるのですが、今ご紹介した以外の活動でも、いわゆる机上の「お勉強」は一切行いません

BKA自然体験講習のコンセプトは、“体を使った実体験を通した学びの実践”です。天体望遠鏡制作やピタゴラ装置作り、清流での川遊びなど実際に見たり、作ったりすることで、教科書に載っていることを楽しく実感して理解することが狙いになります。

その上で、伸芽’Sクラブ独自のストーリー要素を加える事により、他では得らない特別な体験となるのです。

キャンプに参加した子は、参加していない子に比べて全体的に積極性が増している印象を受けます。難しい問題でも、とりあえずやってみようという意識が働き、最初から諦めてしまうことなく、取り組むことができているように思います。

いかがでしたか?

大人も、子どもが得意・不得意を自分で決めつけるまえに、まず何にでも挑戦させてみることで、自分でも知らなかった、色々な可能性が見えてくることがあるかもしれませんね。

学校では教えらないさまざまな体験を通した学びの場として人気の伸芽’Sクラブ学童。詳細はこちらをチェック!

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部です。ママ・パパに役立つ子育て、教育に関する情報を発信していきます!
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