ちょっと気になる受験のコト

2016年名門幼稚園入試の現状を徹底解剖!3歳以下のママ必見「はじめての園選び」

2016年名門幼稚園入試の現状を徹底解剖!3歳以下のママ必見「はじめての園選び」

幼稚園といっても、有名附属幼稚園から小学校以降に受験を見据えた受験幼稚園、公立の幼稚園から認定こども園とさまざまです。
そこで、先日行われた伸芽会主宰のmaveセミナー「はじめての園選び&2016年名門幼稚園入試」をレポートします。

伸芽会の佐藤眞理先生による「わが子の園選びと幼稚園受験の現状」、さらに「名門幼稚園に合格した家庭の体験報告」まで。受験する・しないに関わらず3歳以下のお子さんをもつ親御さん必見です!

佐藤眞理先生
佐藤眞理先生(伸芽会教育研究所 主席研究員) 
幼児教育指導歴40年。子どもの潜在的な力を引き出す指導と的確なアドバイスで、有名小学校や幼稚園に多数の合格者を送り出している。著書に『伸芽会式 子どもを伸ばす家庭教育「5つの力」』(講談社)。

幼稚園にも3種類あるって知っていますか?

ひとくちに幼稚園といっても種類はさまざま。一般的には3つの選択肢があります。

①有名附属幼稚園

一貫校である附属幼稚園は、将来小学校や中学・高校受験に縛られたくない、大変な思いをさせたくないと考える親御さんに人気。
また、長い付き合いになるので、一生大切につき合っていける友達に恵まれるというメリットがあります。

②受験幼稚園

今すぐにではなく、もう少し先に小学校や中学受験を考えている方が多く通う幼稚園です。
親の教育への意識が高く周りに受験をする子が多いので、子どももスムーズに受験にのぞめる環境。①同様、独自の指導内容を持つ私立の園などは、個性豊かなカリキュラムが多くあります。

③近所の幼稚園

何より通いやすさが最大の特徴。近所の子が多く通うので交流もしやすいでしょう。
ただ、地域によっては、将来受験を意識していない幼稚園でも、募集人数が多く選考に面接や簡単な試験をするところも。その場合は受験園同様、母子分離や年齢相応の自立が求められます。

最近では保育園の要素を含めた「認定こども園」もここに含まれます。

子どもにあった園選びの4つのポイント!

たかが園選び、されど園選び。これからわが子にどういう環境を与えるべきか、どんな子になってほしいか、少し先の道筋を考えることはとても大事なことです。

子どもにとって幼稚園は、家庭以外のはじめての生活になりますから、人との関わりや生活習慣、社会性を身につける場でもあります。理屈ではなく、体全体で吸収する2、3歳の時期をぜひ、お子さんに合った園を選んであげてください。

その上でチェックすべきことは以下の4つです。

*設備や環境

安全性や清潔であること、カリキュラム内容や先生とクラスの人数は適当であるかもチェックしましょう。

*通園時間は40分を目安に

通わせたいという気持ちが強くても、あまり遠いと毎日の通園が子どもには負担になることも。片道40分以内を目安に考えましょう。

*説明会や公開行事で園の雰囲気を知る

噂やネットの評判ではなく、実際に出向いて自分の目で雰囲気を知ることが大切です。通っている子どもたちの様子も分かります。

*園の方針が家庭とマッチしているか

特に私立の園は「伸び伸び自由に」「お行儀よく」「自主性や活発を重んじる」など、方針はさまざま。
自分の子がどういう性格かを含め家庭の方針とマッチしているかを見極めましょう。

名門幼稚園の入試とはどんなもの?

では、実際に名門幼稚園の入試とはどのようなことをするのでしょうか?
幼稚園入試の形態としては、以下の3つがあげられます。

たとえば、①を重視する「青山学院幼稚園」や「東洋英和幼稚園」、③を重視する「白百合学園幼稚園」「暁星幼稚園」など、園によって比重が異なります。これらに加え、親子面接がさまざまな形態で入ってきます。

①集団テスト

お話やお遊戯やリズム、運動など。他の子と一緒に行動できるかどうかを見るもの。自由に遊んでいる様子を観察する場合もあります。

②個別テスト

数、構成、言語、指示行動とも言われます。言葉の理解や相手とコミュニケーションする力を見ています。つまり、ママ以外の人に言われてきちんと反応ができるかどうか。

③親子遊びや課題

これはズバリ、親を見ています。どういう家庭で育っているのか、どんな親子関係かが見られます。

幼稚園受験は半分以上が親の試験と言っても過言ではありません。他の子と一緒に学べる「社会性」や体力、知育含めた「歳相応の発達」、さらに「家庭環境」を試験では見られます。

一つ補足しておくと、試験は月齢に合った課題をプロが見ていますから、「早生まれだから、他の子よりうまくできないのでは…」などと心配する必要はありませんよ。

受験に向けて親が準備すべきこととは?

<親の準備>

早めの情報収集をし、夫婦で将来の方向性について話し合っておきましょう。志望園が決まったら必要な生活習慣を意識させ、面接や願書対策などを準備していきます。

<子どもの準備>

食事や睡眠、衣服の着脱といった「基本的生活習慣」、目を見て人の話を聞けるか、挨拶ができるかなどの「礼儀」、歳相応の自立した態度、母子分離ができるかなどの「社会性」が問われます。

具体的には、

  • 家族みんなで一日一回は食事をすること
  • 大人としっかり対話できる会話力
  • 一緒にやってよかったと思える共感力
  • 自分でできることを増やす

などに気を付けて生活していくことが大切です。

幼稚園受験は特別なことではありません。毎日をどう過ごしていくかの積み重ねです。

倍率=難易度ではありません。ワーキングマザーだってできないことはありません。ぜひ夫婦で役割分担しながらトライしてみてください。

名門幼稚園に合格した3人の体験報告

では最後に名門幼稚園に合格された3人の親御さんによるリアルな声をお届けします。
園選びのポイントや幼稚園受験で苦労した点、これから受験を目指す方へのアドバイスをお聞きしました。

暁星幼稚園(2年保育)に合格されたHさんの場合

「主人が男子校の一貫校出身ということで、一生モノの友達が財産になったと考えており、息子にもそのような友達を作ってほしいというのが受験を意識した理由です。

小さな妹がいたので息子との時間を確保するのが大変でしたが、伸芽’Sクラブの託児を利用しつつ取り組みました。

私が気を付けたことは“すべてにおいてメリハリをつけること”。食べる、遊ぶはもちろん、叱る、褒めるなど伝えたいことは目をみて手をにぎりゆっくり話すなど、親のしつけもメリハリを心掛けました」。

雙葉小学校附属幼稚園(2年保育)に合格されたSさん

「合格=ゴールではないので日々の通いやすさも重視したのと、ちょうど下の子が生まれたこともあり、3年保育は準備に時間がとれなかったので、2年保育の園でという点から今の園を選びました。

私が働いているので時間が思うようにとれず、課題は主に伸芽会の先生におまかせして、家では集団遊びやマナーに取り組みました。“幼稚園受験には大学受験でいう偏差値のような指標がないので何を頑張ればいいのか分からない”というのが正直な感想でした。

ただ、振り返れば特別なことは必要なく、基本的なことを繰り返し身に付けるにつきると思っております。

気を付けた点としては、うちの子がとても慎重派だったので、はじめての場所に慣れるよう色々なところに連れて行き、本番の試験で泣いて終わることがないようにしました」。

青山学院幼稚園(3年保育)に合格されたYさん

「夫婦ともに一貫校出身ということで、子どもにも中高で受験に負担がない一貫校に、というのが園を選んだ理由です。

はじめての受験で分からないことだらけで、噂にまどわされたり翻弄されたりこともありましたが、毎回授業の後にやるべきことを細かく相談したり、親子面接の練習をしたりと、信頼できるお教室の先生方のおかげで乗りきることができました。

娘は早生まれで試験のときもまだ2歳でしたので、好きなぬいぐるみを使って遊びながら挨拶の練習をするなど、焦らずストレスを感じさせないよう意識しました。

面接では予想もしないようなことを聞かれることもあります。わが子のことなら何を聞かれてもOKというくらいまで夫婦でよく子どもについて知っておくことが大切だと思います」。

 

いかがでしたか? とてもリアルなエピソードは、これから受験をめざすママにとても参考になるはずです。

「子どもにしてあげた体験(=遊び)はすべてその子に蓄積されていきます。幼児教育は思い出作りと言っても過言ではありません。ぜひ、お子様と一緒に多くの体験を通して、濃い親子の絆を作っていってください」という伸芽会教育研究所・桑名先生の結びの言葉が心に残りました。

 

伸芽会では今年も、2017年度「はじめての園選び&名門幼稚園入試」セミナーを行います。名門幼稚園の入試準備や、実際に合格されたご家庭へのインタビューなど、貴重な生の声をお届けします!

詳細やお申込みはこちらの特設ページをぜひ一度ご覧ください。

著者プロフィール

フリーランスのライター・エディター。出版社勤務を経て、現在は女性誌やライフスタイル、ママ向けのweb媒体などで活動。tend.jpでは、ママ目線を生かした子育てに役立つ情報を発信中。2015年に保育士資格取得。

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