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はじめての園選び&2017年度名門幼稚園入試【前編】プロ直伝!名門幼稚園に合格するために本当に必要なこと

はじめての園選び&2017年度名門幼稚園入試【前編】プロ直伝!名門幼稚園に合格するために本当に必要なこと

子どもにとってはじめての集団生活となる幼稚園選びは慎重に行いたいもの。将来を見据えて、大学など上級校までの一貫校のある幼稚園受験をしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、幼稚園受験の情報をどうやって入手していいか分からない、というのがママのホンネ。

そこで、今回は、先日行われた伸芽会の佐藤先生による講演「わが子の園選びと幼稚園入試の現状」の模様をお届けします。当日の会場は、1~2歳くらいの親御さんから出産前の妊婦さんまで、600人以上もの超満員! 年々低年齢化する「幼稚園受験」の現状をお伝えします。

佐藤眞理先生
佐藤眞理先生(伸芽会教育研究所 主席研究員)
幼児教育指導歴42年。子どもの潜在的な力を引き出す指導と的確なアドバイスで、有名小学校や幼稚園に多数の合格者を送り出している。著書に『伸芽会式 子どもを伸ばす家庭教育「5つの力」』(講談社)。

 

幼稚園受験は子どもの教育を考える第一歩!

幼稚園には、大きく分けて大学までの一貫校のある「有名附属幼稚園」、私立の「受験幼稚園」、「近所の幼稚園」の3種類があります。しかし最近では、応募者が多いため、近所の幼稚園でも試験があるところも少なくありません。

では、幼稚園受験をする際のメリットとはどんなことがあるのでしょうか。

もちろん、受験に向けての準備によって、正しい生活習慣や社会性が身につくこともメリットのひとつです。でも、私は一番のメリットは「夫婦で子どもの将来を考える機会がもてること」だと思っています。

ご家庭によって子どもの教育観はさまざまで、正解はありません。お子さんが2,3歳のこの時期に、何を大事に考えるかを話し合うことで、家族の絆が深まります。幼稚園受験はゴールではなく、これからわが子に与えたい教育について考えるスタートだと思いましょう。

こんな子は合格しない!?

よく親御さんから聞かれることとして

「うちの子は母子分離が出来ないのですが…」
「泣いたらもう無理なんでしょうか?」
「家ではよくしゃべるのに人前だと貝のようにしゃべらなくなってしまうんです…」

などがあります。

答えは絶対にNO!でもYES!でもありません。問われるのは、こういう場合の親(特に母親)の対処法なんです。「しっかりしなさい!なんでできないの?」ではなく、子どもの発達や気持ちに寄り添ってあげられる親子関係が試験では見られているのです。

幼稚園受験合格のカギを握る“親子面接”とは?

2,3歳の子どもに難しい試験はできませんから、試験では「聞く」、「見る」、「伝える」などといった基本的なことが出題されます。大きく分けると、集団テスト(お話や運動、リズム遊び)、個別テスト(数、言語、指示行動など)、親子遊び、親子課題です。

これらに加え、どの学校にもあり、合格の6~7割を占めるといっても過言ではないのが、「親子面接」です。子どものことをよく見て長所や短所を伝えられるかはもちろんですが、

「夫婦の考えが一致しているか」
「親が面接している横で子ども一人で静かに遊べるか」
「子どもが泣いたりぐずったときに親がどう対応するか」

など、まさに日々の様子が100%カギを握るのです。

遊び中心型&課題中心型試験の注意点

幼児の子どもの生活の基本は遊びです。そこで、試験でも遊びを通して子どもの発達を見る「遊び中心型」と指示行動や構成など子どもの理解度を確かめる「課題中心型」があります。

代表的な学校として、「遊び中心型」は青山学院幼稚園、東洋英和幼稚園、雙葉小学校附属幼稚園、「課題中心型」は白百合学園幼稚園、日本女子大学附属豊明幼稚園、暁星幼稚園が挙げられます。

「遊び中心型」の試験とは、砂場に粘土、ブロックに平均台とさまざまなおもちゃや遊具のある部屋で自由に遊ぶものです。主体性をもって遊べるか、また、モノの扱い方、お友達との関わり方を見ます(取り合いがダメなのではなく、イヤと言えるかなどの反応を見ています)

ママも一緒に遊びますので試験ではパンツルックの動きやすい格好がおすすめです。

「課題中心型」の親子課題では、折り紙とクレヨン、のりを使い好きに遊んで下さいや、紙コップ、紙皿、マジックペンなどで制作して遊んでくださいなどの課題があります。

制限時間内で子どもと一緒に何を作るかを決め、楽しく工夫して制作し、遊ぶまでを行うのは至難の業。ママのリードのしかたが大きなカギを握ります。

また、普段スティックタイプののりを使っていると、つぼのりの使い方が分からず手が汚れるから嫌!となる場合などもありますので注意しましょう。

最後に、「遊び中心型」「課題中心型」問わず、課題の意味が理解できるための「言葉の理解力」が試験ではとても大切であることもお忘れなく!

いかがでしたか? 佐藤先生によると、幼稚園受験に必要なポイントは、
・家族との食事や会話、友達との共感、生活習慣といった日常生活が正しくできているか
・パパとの役割分担(夫婦で同じ目標に向かっているか)
・子どもと一緒に楽しみながら行えるか
とのこと!

発達段階に応じた遊びを工夫しながら日常生活に上手く取り入れていけるかが、幼児期の成長や幼稚園受験の合格には欠かせないようですね。

後編では、実際に名門幼稚園に合格された方々のインタビューをご紹介します。リアルなエピソードは必見です!

▼後編はこちら
はじめての園選び&2017年度名門幼稚園入試【後編】青山学院幼稚園、雙葉小学校附属幼稚園etc.名門幼稚園合格者のリアルお受験エピソード

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部です。ママ・パパに役立つ子育て、教育に関する情報を発信していきます!
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