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2017年度、小学校受験の傾向と対策をいち早くお伝え!【前編】小学校入試の心構えとスケジュールの立て方

2017年度、小学校受験の傾向と対策をいち早くお伝え!【前編】小学校入試の心構えとスケジュールの立て方

先日行われた伸芽会の「2017年度入試分析報告会」。

前編では伸芽会 教育研究所所長による「小学校入試に向けての心構えとスケジュールの立て方」、後編では、立教小学校、青山学院初等部、東洋英和女学院小学部というキリスト教の名門3校による特別講演より、「有名私立小学校が求める子どもとは」と題し、当日の様子をお伝えします!

飯田道郎先生
飯田道郎先生(伸芽会教育研究所 所長)
子どもの目線に寄り添い、一人ひとりのやる気スイッチを引き出す人気教師。男の子の指導に定評があり、これまで3,000人以上の教え子を難関校へと導く。著書に『9歳までの男の子の育て方』(世界文化社)。

 

ペーパー試験、行動観察、個別テスト…試験の内容を理解していますか?

面接やペーパー試験、行動観察に個別テストに運動テスト…よく聞くこれらの受験用語、具体的にどんなことをするか、説明できますか? 小学校受験を視野に入れたら、まずこれらをきちんと理解しておきましょう。

ペーパーテスト

幼児教室によっては毎日数十ページにも及ぶ問題を解き、合格するには身長分を解かないと!と言われることもある「ペーパーテスト」。もちろん伸芽会の授業では無理な「詰め込み」指導はしていません。

小学校ではじまる算数の概念の理解や語彙力、日常生活における常識などを見極めるものですから、正しい考え方が重要です。これらの概念や本質を正しく理解し考える力が身についていないと、解いたことのない問題が試験に出た際にお手上げ状態になることも。

行動観察(集団テスト)

慶應義塾幼稚舎や立教小学校、青山学院初等部のようにペーパー試験を実施しないところはありますが、ほぼどの学校でも実施されるのが「行動観察」(集団テストとも呼ばれます)。

親と離れた子どもだけの空間でさまざまな課題に取組む様子を見るものです。音楽に合わせて歌やダンスをしたり、制作をしたり、簡単なゲームなどを行うところもあります。

母子分離が正しくできることはもちろんですが、先生の話を正しく聞けるか、集中して取り組めるか、お友達と協力できるか、などが見られるポイントです。

個別テスト

これに対し、「個別テスト」というのもあります。絵本などを集団で聞いたあと、個別で話の内容の質問に答え「記憶」を問うものや、用意された道具を使って課題に取り組む「工夫力」を問うもの、箸で豆を皿に移し替えるなど「生活習慣」を問うものが一般的です。

集団テストとは違い、その子ならではの個性や特性を見極めていきます。

運動テスト

これらにかけっこやくま歩き、スキップといった全身運動に、紐結びといった手先の使い方を問う「運動テスト」や、両親の面接が加わったりします。

面接の資料は、願書と一緒に提出するところが多いですが、試験日の待ち時間にアンケートや作文を書かされ、それをもとに面接するところもありますので、家庭でしっかりとした事前準備が必要です。

小学校受験に受かる子の特徴

お分かり頂けたと思いますが、小学校受験は、知識をつめこむだけでは合格しません。心身ともに健康で素直、好奇心旺盛な子どもらしい子、自分で考える子、協調性のある子が合格します。

それには日々の体験が欠かせません。“子どもは体験なしでは理解できない”ということを忘れずに。親子一緒になって、さまざまなことに興味関心をもち、知育・体育・徳育をバランスよく深めていくことが大切です。大人にはできて当たり前なことができるかどうか、これが実は一番難しかったりするんです。

受験に失敗しがちな保護者の4つのタイプ

最後に親の心構えとして、子どもにしてはいけないこともお伝えしておきましょう。

伸芽会では、失敗しがちな典型的な保護者のタイプとしてよく以下の4つをあげています。

無理解型(無理・無茶な学習計画を立てる)
私物化型(要求が多く意欲を阻害する)
誤保護型(手を出しすぎて自立心が育たない)
三寒四温型(言うことがころころ変わる)

今はまだ余裕がある時期ですが、入試が近づいてくると、知らないうちにこれらのタイプに陥っていることが多いです。心しておきましょう。

そうならないためにも、入試日から逆算した早めの計画(夏をゴールに設定)や、家庭での教育方針を話し合い、日常生活での役割分担(習い事や行事とのスケジュール調整)、何をいつどこまでレベルアップしておくか、の目標を具体的に立てておくことが大事です。

志望校は一つに絞らなくてもいいので(目標は高めに)、学校説明会や見学会などでご自身の目で見て正しい情報を入手し、お子さんにあった学校を選んであげてください。

 

いかがでしたか? 後編では、名門キリスト系3校の先生方による特別講演から「有名私立小学校が求める子ども像」についてお伝えします。

▼後編はこちら
2017年度、小学校受験の傾向と対策をいち早くお伝え!【後編】立教小学校、青山学院初等部、東洋英和女学院小学部「有名私立小学校が求める子どもとは」

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部です。ママ・パパに役立つ子育て、教育に関する情報を発信していきます!
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