子育てのコト

いじめ、不登校、小4の壁…新入学&新学期につまずかない4つのコツ

いじめ、不登校、小4の壁…新入学&新学期につまずかない4つのコツ

春から我が子が小学校に進学する親御さんにとって、悩みはつきないもの。「4月からスタートダッシュが切れる勉強法とは?」「もしも学校に行きたくないと言われたらどうすればいい?」etc.
そんなママたちの心配ごとを解決すべく、伸芽会の飯田先生にお話をお聞きしました。気になる「小4の壁」についても必見です!

飯田道郎先生
飯田道郎先生(伸芽会教育研究所 所長)
子どもの目線に寄り添い、一人ひとりのやる気スイッチを引き出す人気教師。男の子の指導に定評があり、これまで3,000人以上の教え子を難関校へと導く。著書に『9歳までの男の子の育て方』(世界文化社)。

新しい学校生活、何かしらの問題はあると心得て!

いじめや不登校…新しい環境への不安はつきものです。よく親御さんからも相談されるのですが、みなさん「いじめられたらどうしよう?」とおっしゃいます。
でも、被害者ではなく加害者になることを考えたことはありますか? その可能性だってゼロではありません。まさかうちの子に限って、では遅いんです。

子どもも学校という社会にデビューするんですから何かしらの問題はつきもの。親は子どもを信頼し、勇気をもって適度に突き放すことも必要です。そして問題が起きた場合のある程度の心構えと冷静に対処できる方法をシュミレーションして、子どもには「何かあったときにはきちんと先生やお父さん、お母さんに相談してね」と伝えておきましょう。

学校に行く、行かないという選択枝を与えてはダメ!

昔は近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちが通学の面倒を見てくれたり、下の子たちも「僕も小学生になったらああなるんだ」という憧れを当たり前にもっていましたよね。その頃は「学校に行くor行かない」という選択枝はなかったように思います。

今どきの子は「行きたくない=行かなくてもいい」と思いがちですが、親も子も学校に行くのが当然という意識づけを日頃から行ってください。「小学生になったらこんなことが出来るんだよ、カッコイイよね」とモチベーションを上げておくことも効果的です。

何より親が過剰に心配や不安になってはいけません。子どもも同じように考えてしまいますから。

また、最近では公立校でも中高一貫校が増えてきました。都立の小中高一貫校が設立されるというニュースもありましたね。少子化への対応や経営上の問題もありますが、縦割り教育にすることで先輩後輩がいる安心感が生まれ、不登校などの問題を防ぐという効果もあるんです。私立、公立問わずぜひ学校選びの参考にしてみてください。

勉強で落ちこぼれないためには親の自分磨きが必要! 

有名私立校と公立校は違うところもありますが、小学校低学年はどちらも学力よりも集団生活に馴染めるかといった心の成長に重きを置いています。
ですから小学校入学時は、通学や新しいお友達、先生といった環境の変化に伴うお子さんの心の動きを親がよく見てあげてください。そこでつまずくことがあれば、その後の学習にも影響してしまいますから。

子どもは発達段階に応じて適度な負荷を与えることで成長していきます。
ですが、その負荷をかけすぎればパンクしてしまいます。特に学習面でのストレスは直接は目に見えませんから、心の成長が伴わないうちに、あれこれ与えすぎるのは禁物です。

一方で、親ができることもあります。
それは、親自身が教科書のガイド本などを買ってきて自主的に先取り学習してしまうんです。子どもは親を見ていますから、ママが(パパが)勉強するなら僕もやる!となるわけです。
例えば、鎌倉幕府の成立が1192年というのは昔の話、今は1185年なんです。昔と時代は変わっているんです(笑)。それを小1から続けていつ聞かれても大丈夫なようにしておけば、小4になったからといって急に勉強が見られない!と慌てることはなくなります。

小4の壁は自立への第一歩!勇気を持って適度に突き放すこと

最近耳にする「小4の壁」というのは勉強面と生活面の2つが挙げられます
学習面では先ほどお話したように、高学年へ向けて難易度がぐっと上がるというものですが、小1から親御さんも一緒に学習していけば別に怖いことはありません。

問題は生活面だと私は思っています。学童保育が小学校3年生までというところも多いので、親御さんは「なんでもう預かってくれないの!」となるわけです。
でもそれは、学校側が「もう10歳になるんだから一人で留守番もできるようにならないとまずいよ」と線引きをしているんです。ですから、親御さんは3年生までにお子さんの心を育て、ある程度自立させることを家庭で教えなければいけません。学校や先生に頼ってばかりではいけない時期がやってくるんです。

クラブ活動なども本格的にはじまってきます。そう、いつまでも子どもではないんです。
子どもに自分の世界を切り開かせ、外に出してやらないといけません。そういう意味で、“親が適度に突き放す勇気”が問われるのです

 

いかがでしたか? 不登校も小4の壁も、親の影響によるところが大きいということが衝撃的でした。
子どもはいつだって親の姿を見ているんですね。子どもにリスペクトされるような親になる努力をしないといけないなと痛感しました。

著者プロフィール

フリーランスのライター・エディター。出版社勤務を経て、現在は女性誌やライフスタイル、ママ向けのweb媒体などで活動。tend.jpでは、ママ目線を生かした子育てに役立つ情報を発信中。2015年に保育士資格取得。

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