子育てのコト
【連載】ワーキングマザーという選択
子育て

時間がないワーママでも大丈夫!子どもを伸ばす未就学児の家庭学習法【ワーキングマザーという選択 第7回】

時間がないワーママでも大丈夫!子どもを伸ばす未就学児の家庭学習法【ワーキングマザーという選択 第7回】

時間がなくても、働いて忙しくても、工夫と心がけで子どもの学びの機会は応援できます!

伸芽会 幼児英才教育局の佐藤眞理先生に、そのコツをうかがいました。

佐藤眞理先生
佐藤眞理先生(伸芽会教育研究所 主席研究員) 
幼児教育指導歴40年。子どもの潜在的な力を引き出す指導と的確なアドバイスで、有名小学校や幼稚園に多数の合格者を送り出している。著書に『伸芽会式 子どもを伸ばす家庭教育「5つの力」』(講談社)。

遊びの延長で生活のなかに学びを取り入れて

子どもはいつでも学べるものです。子どもの勉強はそもそも、早くから始めればいいわけでもなく、遊びの延長でいいのです。むしろ、遊びのなかでやるのが一番。

例えば記憶の力を伸ばしたいと思ったら、いくつかのおやつを家のいろいろな場所に入れるところを見せ、ゲーム感覚で探させるのも手。おせんべいはここ、クッキーはここ、あめはここよと。さあ、クッキーはどこ?探していらっしゃい!とやってみましょう。

あとは折り紙を半分に折って端をのりづけし、その中におやつを入れ破らせてみたりするのもいいですよ。年長さんにならないと「ちぎる」のは難しいのですが、受験でも毎年「ちぎる」課題を出す小学校もあります。

破ることとちぎることは違いますが、指の力を鍛えたり器用さを身につけることは大切です。おやつを袋から出して渡すのではなく、袋を破る、ちぎる、などがそれぞれ子どもの学びにつながっていきます。

ワーママは朝の時間を活用しましょう

夜だとママも疲れているし、やらせたい課題を朝にやるのもいい方法です。またそのときは年長さん向けなら、「課題を読むママの声を録音して子どもにやってもらう」のも効果的です。

これなら子どもも集中力が増し、ママもずっと子どもにつきっきりで見ていなくたってOKですからね。

あとは「子どもに先生になってもらう」のもいいですね。子どもに主体性を持たせられるし、子どもは先生のマネをするのが大好きですから、遊びの延長で学ぶことができます。

子どもの説明を聞くことで、何が解って何の理解が曖昧なのかを確認することもできます。上手に生徒になりましょう。

また得意なものとそうでないものを組み合わせたり、「花丸で始まって花丸で終わる」ように、苦手なことは真ん中にもってくるのも自信ややる気を引き出すのにいいでしょう。頑張りすぎずに15分、20分などの短い時間でも毎日続けられる工夫が大切です。

3歳になったら身につけたいこと

ワークやドリルなどだけが学習ではありません。3歳になったら自分でできることを増やすのも家庭でできる学習のひとつです。

お手伝いしたい気持ちを上手に生かし、これらのことをどんどん出来るようにさせてあげてください。

  • 自分でハンカチを使って手を拭く
  • パジャマを脱いでたたむ
  • 箸を使う
  • 台を拭く(4歳以降)
  • タオルを絞る(4歳以降)

焦りは禁物!一番大事なのは“会話”です

家庭学習で大事なのは結果を急がないこと。

初めてやることはできなくて当たり前。学習は、自分から動いて獲得したものしか覚えられないし、身につかないものです。

そして一番大事にしていただきたいのは、会話です。今のお子さんはなかなか話せないんですね。自分勝手なおしゃべりはできるけど、聞かれたことは答えられなかったりするんです。

相手の目を見てきちんと話を聞き、コミュニケーションがとれること、必要なことが相手に伝えられるようなコミュニケーションを心がけて。

あとはママが焦らないことです。他の子が時計が読めたり、字が書けたりすると焦るかもしれませんが、字や数字が読めるからといって小学校受験がOK、というわけではありません。小学校受験では文字は出てきませんし、むしろ読めるのでお話がしっかり聞けないという場合もあります。

日々の会話を何よりも大事にして興味の幅を広げましょう。

 

いかがでしょうか? 子どもの成長を実感できる家庭学習法は、やはり日々の積み重ねが大事なのですね。

そんなに肩肘はらなくてもいいけれど、未就学児のうちからでもできることをやっていけたらなと思います。

▼【連載】ワーキングマザーという選択
第1回「ママが働いていることは、子どもの発達にマイナスか?」
第2回「ママたちの深刻なストレスにどう対処する?」
第3回「2016年のキーワードは「ほったらかし」!? 今どき“ラク家事”家電の選び方」
第4回「効率が良いのはどれ!?共働き夫婦のスケジュールシェア術」
第5回「ワーママ利用が急増中!ゆとり時間を確保できる、家事代行サービス活用法」
第6回「ワーママ必見!現役保育士が語る“今どき保育園のリアルとホンネ”」

著者プロフィール

ママ向けファッション&ライフスタイル誌などを中心に活動中の30代半ばのライター。3才の男児の母。

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