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女子ならではの工夫も!品川女子学院×Progateプログラミング授業に潜入!

女子ならではの工夫も!品川女子学院×Progateプログラミング授業に潜入!

2020年から小学校の必修化が話題のプログラミング。早くも授業で取り入れているところがあります。

今回は、都内にある中高一貫校の品川女子学院で行われた、(株)Progateとのコラボレーションによる公開プログラミング講座に潜入取材。苦手意識を減らすための女の子ならではの工夫も必見です。

株式会社Progate
「初心者から創れる人を生み出す」を理念に、東大の学生らが創業。オンラインのプログラミング学習ツールを運営し、現在会員は世界で13万人。学校向けのサービスも人気でリリース3ヵ月で全国10校の高校に導入されています。中学・高校限定の無料プランも。https://prog-8.com/

 

将来のビジョンが明確な品川女子学院の28プロジェクトとは?

2014年に文部科学省よりスーパーグローバルハイスクールに指定された、中高一貫教育の品川女子学院。なかでも特徴的な教育は、28歳をゴールとした「28 project」です。

生徒たちが到達度を明確に知りモチベーションが高まるような学習指導を行い、28歳をゴール(社会で活躍)とし、これを基軸にした進路指導を実施しています。

社会とのつながりを意識できるよう、地域や企業の協力を得ておこなう総合学習では、生徒たちが興味のある企業を招いてお話を聞いたり、商品開発に携わったり、自分たちでイベントを行うなどといった行動力あふれる体験も行われています。

授業の中で一人一人が行う「ビジネスプラン」の取り組みもそのひとつ。それらを実現するためにプログラミングを学びたいという意欲的な生徒が集まっていました。

ピアノに水泳、プログラミングが小学生の3大習い事に!

プログラミング初心者も経験者も一緒に同じ空間で、もくもくと学ぶ「もくもく会」。

今回お話を伺った品川女子学院 情報科主任の竹内先生自身が、数年前から(株)Progateでプログラミングを学び始めたのがこの会発足のきっかけだそう。

「授業でも2年前からプログラミングを導入しましたが、年間で50分授業×7回しかないのでそこでは学びきれないなと。そこで、もっと学びたい子や苦手な子の補習の場としてこの場を作りました。

品川女子学院では、中1でブロックプログラミングを始め、高1で全員がアプリを作れるようになります。最近では、ピアノ、水泳、プログラミングが小学生の習いごとの定番になりつつありますからね」と竹内先生。

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女子生徒たちがプログラミングを毛嫌いしないように、プログラミングをあくまでアイデアのひとつととらえ、その先の形になれるものづくり(アプリ製作など)に目を向けているそう。

生徒たちはどんな風にプログラミングを学んでいるの?

授業では中1でスクラッチ(PCで視覚的で子どもも分かりやすい初心者向けのプログラミング学習言語)、高1からSwift(Mac OS XやiOSのアプリを作成するために開発されたプログラミング言語)を使って、初級から上級とゲーム感覚でプログラミングスキルをあげていきます。

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分からないことは随時Progateさんに聞きながら、各自もくもくと進めていきます。

今回参加した女子生徒の声(高1)をご紹介しましょう。

お兄ちゃん夫婦を助ける育児サービスを作りたい!

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「兄夫婦に赤ちゃんが生まれたのですが、近くに両親もいないので預けるのが大変そうで。地域で預かりができるマッチングアプリができたら」という身近な問題を解決できるサービスを作りたいとプログラミングをはじめた長野さん。

「これからはプログラミングの時代だという話を授業で聞いて、やってみたくなりました。今はSwiftを勉強中で、今日で2回目。パソコンが苦手なので今も難しいです。この授業がなければ全くやっていなかったと思うけど、頑張ります」

将来は情報系の大学へ進みたい!

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「プログラミングをはじめたのは、学校で知ったIT系サマーキャンプに参加したのがきっかけ。それからはまって、中2の頃から外部の塾でプログラミングを習っている」という西林さんはSwift上級編を終え次の段階へ。

「自分でアプリを作ることが楽しいので、将来は情報系の大学でプログラミングを深め、在学中に、アプリを受注制作する仕事もしてみたいです。この学校じゃなかったらやってなかったと思うと、きっかけを与えてくれてありがたいです」

本当に目標が明確ですよね。自分が高校1年生のときにこんなだったかな…と驚くばかりです。

プログラミングに向いている子ってどんな子?

最後に、今回の特別講座のゲストである(株)Progate COOの南部さんに、お話を伺いました。

―プログラミングをはじめたきっかけは?

「僕は、東大在学中の4年生の時に、全く知識がない状況からプログラミングをはじめました。それまで将来は官僚か企業に勤めるかという選択でしたが、プログラミングが人生の選択肢を大きく拡げてくれました。

文系理系、言語やキャリアを問わず、そして若くしてもサービスを提供できるのがプログラミングの面白いところだと思います」。

―プログラミングに向いている子とはどんな子でしょうか?

「もの作りが好きな子。自分の考えたものを自分の手で創ってみたい、形にしたい、という意欲のある子は向いているかもしれません。

特に小中学生であれば、自然と自分が熱中できるような明確な目標がある子の方が、学習する上でモチベーションになり伸びるのではないでしょうか」。

―プログラミング学習に備えて幼少期にしておくべきことはありますか?

「小学生はプログラミング的思考を養ういい時期だと思います。パソコンやロボットに触れておくのはいい機会でしょうし、ビジュアルプログラミングでプログラミングの世界の入口に立たせてあげるのもいいと思います。

何にせよ、“やったことある”という経験はすごく大きな自信になります

加えて、子どもにさせるだけでなく、親の興味関心も大切だと思っています。2020年から小学校で必修化になりますし、プログラミングが宿題にもなるかもしれません。

『ママ、プログラミング教えて』と言われたときに応えられるように、親自身も少し学んでみてはいかがでしょう。Progateならプログラミングを基礎からオンラインで学べます。子育てしながら空き時間にできるので、ママさんもぜひトライしてみてください」

いかがでしたか? 品川女子学院の生徒さんにとってプログラミングは本当に身近であり、あくまで夢を叶えるためのツールにすぎないんですね。彼女たちが28歳で活躍する姿が目に浮かびました。

そんなきっかけを子どもに与えてくれる環境があるか、これは学校選びにも大きな指標となりそうです。ママも子どもと一緒にプログラミングを学習する時代が近い将来やってきそうですね…。

著者プロフィール

フリーランスのライター・エディター。出版社勤務を経て、現在は女性誌やライフスタイル、ママ向けのweb媒体などで活動。tend.jpでは、ママ目線を生かした子育てに役立つ情報を発信中。2015年に保育士資格取得。

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