後編では、実際に名門幼稚園に合格された方のインタビューをご紹介します！受験のきっかけや苦労したこと、園選びに夫婦で取り組んだことなど、他では聞けないリアルなエピソードはどれも必見です！　ぜひ幼稚園選びの参考にしてみてください。

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はじめての園選び＆2017年度名門幼稚園入試【前編】プロ直伝！名門幼稚園に合格するために本当に必要なこと

「青山学院幼稚園」合格　Kさんの場合

主人は当初、受験には反対していましたが、夫婦で将来のことを話し、娘の頑張りを見ていくうちに次第に賛同してくれるようになりました。

娘は言葉が遅く、母子分離が苦手で苦労しましたが、お教室の先生が「伝えたい気持ちがあるからきっと大丈夫！」とアドバイスしてくださり、安心して乗り切ることができました。また、直前期の先生のお話で「どの子も試験だとは思わずに、遊びに来ているんだから、ママも楽しんで！」という言葉が印象的でした。

自分の不甲斐なさに落ち込むこともありましたが、やってよかったと思っています。

「暁星幼稚園」合格　Tさんの場合

周囲に暁星出身の素敵な方が多く、その影響で息子も学ばせたいと思ったのが受験のきっかけです。私の中では暁星出身の方は「おだやかで芯が強く、やりときはやる！」というイメージがありましたので、息子もそんな風に育って欲しいと思い志望校を決めました。

日頃から生活面では「自分のことは自分でやる」ということを意識させ、できたこととできないことを夫婦で共有するようにしていました。また、集団が苦手な子でしたので、サッカーを習わせたり、直前期は親子3人で面接ごっこをして、本番で緊張しないように練習をしていました。

「日本女子大学附属豊明幼稚園」合格　Eさんの場合

近所の幼稚園でも合否が分かれるという激戦区でしたので、せっかくならとトライしてみたのが幼稚園受験のきっかけです。早生まれなこともあり、何かと他のお子さんと比べて焦ることもありましたが、先生方が伸びたところを逐一報告してくださったのがとても励みになりました。

また、手が汚れるのが嫌で砂に触るのもダメな子でしたが、最終的には砂遊びが大好きになるよう指導していただいたことにも感謝しています。

アドバイスとしては、秋になると面接や願書の準備などに追われバタバタしてしまうので、余裕のある春のうちにたくさん学校見学をしておくことをおすすめします。

「雙葉小学校附属幼稚園」合格　Iさんの場合

上の子が小学校受験を経験して大変だったので、下の子には余裕をもって幼稚園受験をさせたいと思ったのがきっかけです。学校訪問をした際の在園児との温かな触れあいや、カトリックの精神に共感し志望校を決めました。

旅行に行った際も教会へ立ち寄ってお祈りをしたりと、少しでもカトリックの教えを身近に感じられるように願いながら準備を進めました。生活面では、わが家は姉妹ということもあり、特に私や上の子の言動に敏感な子でしたので、娘の前ではネガティブな発言や態度をとることのないよう気をつけました。

3年保育の幼稚園からの転園となる受験だったこと、電車での通園になることなどの悩みはありましたが、彼女のやりたいことや笑顔を奪わないようにしようと決めて取り組めたのがよかったと思っています。

お話いただいたみなさんが、“去年はセミナーに参加する側だったのにまさか翌年に合格者として話す側になっているなんて…”と感慨を深めていらしたのがとてもリアルな声だなと感じました。

最後に、

「子どもは誰ひとり同じではありませんから、合格への道もさまざまです。多くの体験をし、夫婦で子どもの成長を共有しながら前向きに楽しむことが幼稚園受験にはとても大切なことです。2～3歳の子どもは、まだいろいろなことができなくて当然ですから決して他の人と比べずに、わが子の力を最後まで信じて多くの体験をさせてあげてください」

という、伸芽会教育研究所　理事の桑名高志先生の言葉が印象的でした。

 

伸芽会では今年も、2017年度「小学校・幼稚園選び相談」を行います。伸芽会の進路相談員がご家庭の教育方針をお伺いし、お子さまの将来を見据えた、小学校・幼稚園選びについてのご相談を承ります。伸芽会教育研究所が収集・分析した最新の入試情報を基に、志望校・志望園合格に向けての具体的なアドバイスもさせていただきます。

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