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3歳からできる!ハロウィンに十五夜…プロが教える、秋の簡単食育親子レシピ

3歳からできる!ハロウィンに十五夜…プロが教える、秋の簡単食育親子レシピ

ハロウィンに十五夜…実り豊かな食欲の秋は親子で楽しめる食育イベントのチャンス。そこで、忙しいママでも自宅で手軽にできて子どもと学べる食育のテクニックを、子ども料理教室を手掛ける料理研究家の幾田先生に教えていただきました。親子で作れる簡単レシピも必見です!

日々の生活で食育を心がけるポイントとは?

最近では、欲しい食材や食品をいつでも手軽に手に入れることができるようになりました。

日本の四季の食材についての情報は皆さんよくご存じで、お子さんもよく知っておられます。しかし、お子さんが実際に台所にたって料理をつくる経験が少ないことが気になります。これは親のアプローチの仕方がとても重要になります。

料理は子どもたちに食べ物についての知識を増やしてもらえるチャンスです。3歳になればできることがたくさんあります。ぜひ親子でチャレンジしてみてください。

また、芋ほりや果物狩りなどの収穫体験をする際は、旬の食材にはその時期に身体に必要な栄養がたくさん含まれていることを教え、絵本やインターネットを使って収穫する食材を頭の中できちんとイメージできるかどうかも大切だと思います。

秋から冬にかけて子どもと学びたい四季行事食を教えて

たとえば十五夜は年に12回(うるう年は13回)あることをご存知でしょうか?

中でも中秋の名月にお月見をしてお団子とススキをお供えして家族で月を眺めるのが定番ですね。また、日本でも近年すっかり定着しつつあるハロウィンも、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うための宗教行事が始まりであること、を子どもに話してあげましょう。

さらに、冬至には南瓜や小豆粥を食べ、柚子湯に入ることにもきちんとした意味があります。食べ物と四季行事は親から子へと引き継がれるべき知識であってほしいですね。

未就学児の料理、何歳でどんなことができますか?

年齢別でできることはこんなにあります。ぜひ目安にしてみてください。

3~4歳

野菜を洗う。へたをとる。皮をむく(道具のいらない玉ねぎ、ピーラーを使ってきゅうりやにんじん)。野菜をちぎる。きのこをさく。

切りやすい食材を包丁で切る(バナナ・きゅうり・なすなど切りやすいもの)卵をわる。混ぜる。白玉団子を丸める。お玉ですくいつぎわける(みそ汁などの熱いものより、フルーツポンチなどやけどの心配がないものから)

ごますり。卵の殻をむく。いりこの内臓とり など

4~5歳

上記に加え、お米とぎ。包丁で切る(ジャガイモや人参など、少しかたいものにもチャレンジ。切りにくいときは反対の手を包丁の上にのせ切ることを教える)

お母さんと一緒に火を使う。火を使うのは大人と一緒の時だけの約束をしっかりし、火のつけ方を教え、一緒にスクランブルエッグを作ってみる。お母さんに教えてもらって味付けもしてみる。

6歳以上

上記にくわえ、包丁で切る(いろいろな食材にチャレンジしながら押して切ったほうがいいもの、引いて切ったほうがいいものなど体験してみます。にんにくのみじん切りなどもできるようになります)

火を使う(つけ方を教わり自分でつけてみる。目玉焼き・スクランブルエッグ・簡単な炒め物など、そばについて見守られながらやってみる)

お肉を扱う(生を口に入れてはダメなことや、終了後きれいに洗うことができる年齢が好ましいと思います。ハンバーグや餃子のタネなどやってもらうと喜びます)

料理はお子さんが興味を持った時がはじめ時です。まずはどこから始めてもOK。最初はちぎる、へたをとるなど道具がいらないものからスタートするのがおすすめです。

きゅうりやちくわやこんにゃくなどは危険の少ないテーブルナイフでも切れますのでチャレンジしてみてください。その際、出来・不出来をジャッジしないこと!できたことを褒めてあげることも大事かもしれません

子どもが料理をする際に親が注意すべきことはありますか?

最初はお子さんのすることが何もかも危なく思え、ついつい親が手や口を出してしまいがち。でもできないからさせないのではなく、お子さんのやりたい!と思う時期を見逃さずに、どんどん台所にたたせてみる

最初はできなくても、経験を重ねて、できるように導く。それもゆっくり信じて経験を重ねることが大切です

子どもたちは私たち親が想像する以上にしっかりと物事を考えていて、多くの体験や経験を重ねればできるようになります。失敗を通して学ぶこともたくさんあります。

私の教室のコンセプトは料理というツールをつかって子どもたちの生きる力を応援し、育むこと。私も一緒に子育てに参加させてもらっています。

出来上がった料理をいっしょに食べる食卓の時間、「おいしいね!」を言い合う温かい時間はもちろん、料理が出来上がるまでの時間も家族がもっと関われるといいですね。親が子を慈しみ、子が親を敬愛する感情は、そんな家族の日常のごはんで育まれるのではないでしょうか。

ハロウィンにぴったりのレシピ

かぼちゃのプリン(10個分)  所要時間 45分

<材料>

かぼちゃペースト 250g(冷凍かぼちゃの皮を取り除いたもの)
生クリーム  150ml
牛乳     100ml
ゼラチン  5g
シナモンパウダー   2~3ふり
バニラエッセンス   2~3滴
砂糖     30g
カラメル グラニュー糖 50g・水

<作り方>

1.ゼラチンは、大さじ2の水にふり入れてふやかす。
2. 冷凍かぼちゃは自然解凍してミキサーにかけてなめらかにする。またはかぼちゃのペーストを使用してもよいです。
3. 鍋に牛乳、生クリーム、砂糖を入れて火にかけ沸騰したら火からおろして1を加えてよく混ぜる。ゼラチンが溶けたら、2を加えてかぼちゃが溶け込むまで更に混ぜる。
4.バニラエッセンス、シナモンを加える。ボウルごと氷水に当て、プリン液にゆるいとろみがつくまで時々混ぜながら冷やす。カップに流し入れて冷蔵庫で約1時間冷やし固める。
5. ここは大人がやるところです。子どもさんには注意が必要。カラメルソースを作る。鍋にグラニュー糖、湯大さじ1を入れて弱めの中火にかける。周囲が茶色く色づき始めたら、ゴムべらなどは使わずに鍋をゆらして均等なカラメル色にし、火を止める。はねに気をつけながら、大さじ2と1/2の湯を加えてゴムべらでよく混ぜ合わせる。プリンにかけて食べる。

<親子で作る際のポイント>

かぼちゃをミキサーにかけるときに一緒にすると楽しいです。子どもは音が出る機械が好きで、しばらくその音を楽しむ傾向があります。かぼちゃのプリンをボウルで混ぜるのも子どもが好きな作業でしょう。

カラメル作りだけは注意が必要です。

2かぼちゃプリン

十五夜にぴったりのレシピ

「十五夜そぼろごはん」 所要時間 45分

<材料>

ごはん  
鶏ミンチ200g 油小さじ1
A―しょうゆ大さじ2 酒大さじ1 おろししょうが1かけ みりん大さじ1 砂糖小さじ1  水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1・水大さじ1)

<作り方>

1. 鍋に油をひき、鶏ミンチをいれかき混ぜながらぽろぽろになるまで火をいれます。
2. Aの調味料を入れ味をなじませ、水溶き片栗粉でまとめそのまま冷まします。(水溶き片栗粉の量は加減をみながら入れてください)
3. あれば、丸い直径10cmくらいのセルクル、なければ丸いお弁当箱やお菓子の缶などにラップをひきます。
4. 3のラップの上ににそぼろをしき、ご飯をしきご飯を少しきゅっきゅっとおして、お皿にひっくり返します。
5. 卵の黄身をかざり大根を切り抜いたうさぎをかざって出来上がり。

<親子で作る際のポイント>

3~4歳でしたら、ママと一緒に調味料を計ってもらいましょう。すりきりがわかるお子さんでしたら、自分でしてもらうのもいいですね。文字が読めればメモ通りに調合してもらうなど、お子さんの成長段階に合わせてお願いしてみてください。

年長さんくらいからは一緒に鶏ミンチを炒めて味付けまでできそうですね(片栗粉のとろみ加減はママが見てあげて)。そぼろやご飯を自分で敷きつめると楽しいし、食欲も増します。

2十五夜

お月見団子(小さなお子さんでも食べやすいお団子です) 所要時間15分

<材料(作りやすい分量)>

さつまいも 中1個(皮をむいたらだいたい100gくらい)
白玉粉   50g
水     適量
きな粉  大さじ3
砂糖   大さじ2~3
塩    ひとつまみ

<作り方>

1.さつまいもの皮をむき、同じくらいの大きさに切ってゆでてお湯をきる。
2.ボウルに白玉粉・ゆでたさつまいもをいれさつまいもをマッシャーやすりこぎでつぶす。粗熱がとれたら、手でこねながら耳たぶくらいのかたさになるよう水をいれてこねる。
(白玉粉は最初に茶こしやざるなどで粒を細かくしておくとなおいい)
3.お湯をわかし、生地を丸めて入れていく。団子がういてきて2~3分したら水にとりざるにあげる。きな粉をまぶして出来上がり。

団子写真

<親子で作る際のポイント>

お団子つくりは子どもたちが好きな作業です。またゆでたさつまいもをマッシャーでつぶしたり、お団子を手でこねる作業を親子で楽しんでみましょう。

著者プロフィール

自身の教室では2011年より3歳からのこども料理教室・親子料理教室を主宰している。九州大学 自炊塾の食育講師ほか、専門学校講師も務める。TNCテレビ西日本ももち浜ストアプラス出演中
タイのバンコクSHINSEN FISH MARKETクッキングスクール校長など多岐に渡り活躍中。

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