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給食で食育体験やマナーが学べる私立3校をレポート!

給食で食育体験やマナーが学べる私立3校をレポート!

「素晴らしい教育」や「人間的に成長できる」など、高いお金を出してでも公立ではなく私立小学校に通わせたい理由はいろいろあるかと思います。今回は「給食」をテーマに、公立では体験できない私立校の魅力をレポートします!

湘南学園小学校:わが子に食べさせたい食事を提供する食堂を!

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提供/湘南学園小学校

まずは、神奈川県の「湘南学園小学校」。わが子に食べさせたい食事を提供しよう、という思いから、なんと、保護者や卒業生の親ら有志でNPO法人「湘南食育ラボ」を設立。「味覚が形成され、活発な代謝により食べ物を吸収しやすい成長期の子どもたちに、安全・安心な食を提供することにより人間力を養い、地域の振興と食の安全・安心を意図した教育活動の推進を図る」ことを目的としています。

調理や運営はもちろん、役員とスタッフはすべて保護者と元保護者。すべての役員が食品衛生責任者の資格を取得しているというから驚きです。食材は国産素材を中心に使用し、利潤にとらわれず、栄養価の高い食事を提供しています。

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提供/湘南学園小学校

カフェテリアは併設の中学高等学校の敷地にありますが、小学生も「カフェテリアランチ」という形で昼食体験をしています。さらに湘南食育ラボが作ったお弁当を届けてもらい、学年で食べる「スクールランチ」も実施しています。また、このお弁当は、日常的に注文する事も可能です。

「小さいときに出会った味はその人の一生の宝物」「味覚の教育は9歳までに行うべき」…。湘南食育ラボの考えにはっとさせられました。

お問い合わせ:神奈川県藤沢市鵠沼松が岡4-1-32 TEL.0466-23-6611

自由学園:献立づくりから調理までを「父母の手」で!

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提供/自由学園

続いては、東京・東久留米市にある「自由学園」。ここは、創立者の羽仁吉一・もと子氏の「食の営みの関わることは人間教育には不可欠」という考えから、創立以来、食事の時間を礼拝の時間とともに大事にしています。100.000㎡の広大な敷地を生かして、初等部から作物や花はもちろん、動物の飼育を通して命の尊さも学びます。

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提供/自由学園

そんな自由学園の給食の最大の特徴は、献立づくりから調理までを「父母の手」によって行っていること(1人が年間5〜6回くらい参加)。1テーブルに1年から6年生まで8名が集まり、子どもたちや先生から報告やお話を聞きながら食事をいただきます。

全学年の両親たちが協力して、自分の子どもの食の安全を、自分たち(親自身)で守ることができるのは本当に素晴らしいですよね。

お問い合わせ:東京都東久留米市学園町 1-8-15 TEL.042-422-3116

帝塚山学院小学校:毎日がレストラン!本物に触れる食育体験

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提供/帝塚山学院小学校

最後は大阪府の帝塚山学院小学校。「本物の味を知ってもらい、食べることの楽しさを伝えたい。」をコンセプトに、帝塚山にある老舗レストランのシェフと専属の管理栄養士の手により、子どもたちの食事への関心を高める取り組みを強化しています。

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提供/帝塚山学院小学校

たとえば、月に一度の「世界の給食」で食文化を体験したり、絵本の給食を再現したメニューがあったり。1年生にはマナーを実践するナイフとフォークの使い方指導もあるそう。
入学試験に「いただきます」「ごちそうさま」が言え、残さず食べお箸が持てているかなどをチェックする「給食テスト」もあるというから驚きです。毎日がレストランのような素敵な食事は、毎食HPにアップするという細やかな配慮も。

プラスチックのお皿ではなく陶器のお皿に盛りつけて食べるというのも、食事という行為自体を大切に考えているんだなと思いました。

お問い合わせ: 大阪市住吉区帝塚山中3-10-51 TEL.06-6672-1151

3校それぞれが食に対するこだわりを持っていて、とても魅力的ですね。わが子には食を通じて、心身ともに健康に成長して欲しいと思いました。
また、保育園・幼稚園・学校任せにせず、家庭でも命をいただいている、ということをしっかり教育していきたいと改めて考えさせられました。

著者プロフィール

フリーランスのライター・エディター。出版社勤務を経て、現在は女性誌やライフスタイル、ママ向けのweb媒体などで活動。tend.jpでは、ママ目線を生かした子育てに役立つ情報を発信中。2015年に保育士資格取得。

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