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暁星、豊明、学習院、成蹊、立教5校の先生による生の声!2017年 名門私立小学校 入試シンポジウム

暁星、豊明、学習院、成蹊、立教5校の先生による生の声!2017年 名門私立小学校 入試シンポジウム

春の運動会や学校公開など、いよいよ今年度の小学校入試も本格化してきました。そこで、先日行われた、有名私立小学校5校の先生方による伸芽会の「名門私立小学校入試シンポジウム」の模様をお伝えします。

各先生方による他では聞けない生のエピソードが満載!来年以降、小学校受験を考えている方も必見です!

参加校
暁星小学校 顧問 佐藤正吉先生 http://www.gyosei-e.ed.jp/
日本女子大学附属豊明小学校 校長 山口博子先生 http://www.jwu.ac.jp/elm.html
学習院初等科 科長 酒井竹雄先生 http://www.gakushuin.ac.jp/prim/
成蹊小学校 校長 大場繁先生 http://elementary.seikei.ac.jp/
立教小学校 校長 佐々木正 先生 http://prim.rikkyo.ac.jp/

_それぞれの学校の特徴的なエピソードを教えてください。

大場先生_自然豊かなキャンパスで元気で伸び伸びと過ごす成蹊小学校には、代々歌い継がれる遠足の「箱根領の歌」など活動に合わせた自前の歌があります。活動の折に歌を練習し、口ずさむ姿はとてもほほえましく、卒業しても心に残る歌のひとつとなっています。

また、先日行われた運動会では、予行練習の際に注意したことを、後日わざわざ私のところに謝りに来た生徒がいました。「失敗を隠さない、心が強い子だな」と誇らしい気持ちになりました。もちろん本番では練習以上の素晴らしい演技を見せてくれました。

このように「行動する力」「計画を立てる力」「粘り強い力」「やりとげる力」といった心の力を育む「凝念」という教えが、成蹊小学校が大切にしていることです

佐藤先生_暁星小学校には50年の歴史のあるサッカー大会があり、小学校1年生からサッカーの時間があります。また、電車通学の児童が多い登下校で席を譲る姿が多数報告されたり、東日本大震災以降は「僕たちにできること」という思いで、復興の一助になればと地域を結んだ活動も行っています。

男子校ですが、校訓である「神を愛し、人を愛する建学の精神」に基づき、強く優しく、たくましく育って欲しいと思っております。さらに、6年間の合計で約1ヵ月間にも及ぶ那須での合宿教育も特徴のひとつです

「全身で遊び、真剣に学ぶ」をモットーに、友達と協力して生活するさまざまな体験を通して、頭と体と心を鍛える暁星健児を目指します。

山口先生_愛情豊かに育った子、目がキラキラしていて一生懸命に取り組める子が豊明小学校の児童の印象です。生活面では、「仲良しグループ」という縦割り活動が盛んで、6年生は、グループの下級生全員に手作りのマスコットをプレゼントします。

低学年の子にとっては、素敵なお手本となる上級生が身近にいるので、まるで学校全体にたくさんの姉妹がいるような温かい環境だと思います。また、春の音楽会では、全校児童が心を合わせた合奏や歌声を披露し、各学年の成長を感じられる行事となっています。

五感に触れながら学ぶ「実物教育」や自ら学び自ら行動する「自学自動」の精神で自立した女性の育成を目指し、子どもたちを見守っています。

酒井先生_今年で創立140周年を迎える学習院初等科は、“真実を見分け自分の考えを持てる子”を教育目標に掲げ、「よく見て、よく考えて、そして決める子ども」を目指しています。上下のつながりや触れあいがとても盛んで、休み時間には、上級生が下級生を誘って遊ぶ姿もよく見られます。

学習面では、日本人のアイデンティティを高めるための国語教育を低学年ではしっかりと行います。校外学習では、1年生からの遠足はもちろん、6年生では沼津の海で距離泳に挑戦し、手漕ぎの和船や明治期の建物での蚊帳吊りなど、日本の伝統文化や生活を体験する大きなチャンスとなっています

卒業生がOBとなって指導する姿もあり、伝統を受け継ぐ学習院ならではの姿だと思っています。

佐々木先生_大学までの一貫校である立教小学校は1年生から6年生までの縦割り活動がさかんです。また、教員の中には卒業生もいるということもあり、キリストに基づく教えがしっかりと根付いています

男子校ですが、歌だって大きな声で力一杯歌いますし、遠足の見送りにバスの窓から全員が「行ってきます!」と笑顔で手を振ってくれる姿はとても可愛らしいです。元気いっぱいな男の子と思われがちですが、7:30の開門と同時に図書室へ行って好きな本を読む子が多く、読書も大好きです。

さらに、立教大学の各運動クラブの学生さんが小学校の体育の指導に来てくれたりするのも、一貫校ならではの魅力だと思っています

_小学校受験に向けて各家庭ですべきこと、についてどうお考えですか?

佐藤先生_小学校受験は可哀想なことではありません。親子の絆を強める濃い貴重な時間ともなるはずです。親御さんが決して受験生にならずに、年長さんのときしか経験できない楽しい時間やさまざまな体験をしてください。

佐々木先生_相手を愛することは、まず話を聴くことからはじまります。5、6歳はまだまだ可愛い子どもです。愛するわが子のいいところを見て、成長を一緒に喜んであげてください。

酒井先生_まずは、子どもをよく見て気付いてあげること。家庭でも子どもを十分に鍛え、伸ばすことができます。たとえば、「ママあの電車何?」と子どもに聞かれても「分からないわ」ではなく、後できちんと調べることの積み重ねで知識や探究心は深まってくると思います。

大場先生_4月の入学式はゴールではなくあくまで通過点に過ぎません。そのためには、日々子どもの話をしっかりと受け止めて、親子で考える生活を心がけてください。夫婦が子どもに関する情報を共有していることも大切だと思います。

山口先生_家庭は社会の縮図です。それを束ねる母親はとても凄い役割りを果たしています。ですからお母さんは自分を褒めてあげてください。そして、そんなお母さんをどうぞお父さんが支えて、子育てに積極的に関わってあげてください。父親の大きな器が子どもを安心させ、すくすくと成長する基盤となっていくことでしょう

いかがでしたか? 各校の特色溢れるお話は学校選びのヒントになりそうです。

オープンスクールや説明会は各校のHPでご確認を!

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部です。ママ・パパに役立つ子育て、教育に関する情報を発信していきます!
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