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慶應義塾横浜初等部、雙葉小学校、筑波大学附属小学校… 小学校受験のプロ&合格者が語る!「2018年度名門私立・国立小合格までの道筋」

慶應義塾横浜初等部、雙葉小学校、筑波大学附属小学校… 小学校受験のプロ&合格者が語る!「2018年度名門私立・国立小合格までの道筋」

先日、9月9月にハイアットリージェンシーで行われた、名門小学校入試に向けての「名門私立・国立小学校合格ガイダンス」。現在、年中・年少のお子さんをもつ親御さんで超満員でした。早くも2019年以降の入試に向けた、伸芽会教育研究所の飯田先生・中西先生による「正しい幼児教育による合格までの道筋」はもちろん、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部、暁星小学校、雙葉小学校、筑波大学附属小学校にわが子を合格させた保護者による合格体験談も必見です!

まず第一部では、伸芽会の飯田・中西先生による「正しい幼児教育による合格までの道筋」のお話から。

日経DUAL記事

今の小学校受験に求められること

5,6歳児はまだまだ人としての抵抗力が弱い時期。そんな子に小学校受験をさせるわけですから、一つ間違えると「勉強なんて大嫌い!」となる可能性もあります。特に早生まれの男の子さんは、直前の10月にぐんと伸びたりしますから、日々の結果に一喜一憂しないことも大切です。安全安心で、出来るだけ子どもへの負担を少なくした合格までの道筋を、一緒に考えていきましょう!(飯田先生)

まず、親御さんにお伝えしたいのが「余計な噂に惑わされないこと」。自分の目で見て、耳で聞いた、正しい情報を得るよう心掛けてください。名門小学校は、知育・徳育・体育などの考査で、「親がいなくても学校生活をきちんと送れるか」を見ています。たとえば、手を出せば石鹸と水が出て乾燥までしてくれるお手洗い場など、便利すぎる生活環境にある今の子どもたちに、「何でも誰かにやってもらえる」のではなく「主体的に関われる子」になるには、どうすべきかを考えてみてください。(中西先生)

伸芽会式の“正しい幼児教育”とは?

正しい幼児教育にはいくつかのポイントがあります。先ほどの正しい情報入手もそうですし、テストへの慣れ、親子のモチベーションや入試当日までのコンディション維持…。

どれも簡単にできるものではありませんから、地道に意識を高めながら、発達に応じた体験の幅を広げてあげてください。

そのために、伸芽会で大切にしているのが「発見の場」「発表の場」「達成の場」という3つの場です。色水や浮き沈みの実験では、教えるのではなく気づかせる授業を行っています。

自分で考え、体験から学び、生きる力を身につける。ここ最近言われている“アクティブラーニング”にも通用する教えを、伸芽会では60年以上も前から行っています。小学校に入学してからも伸びる子に育てるのが、正しい幼児教育だと私たちは考えています。(飯田先生)

続いて第二部では、名門小学校に合格された5名の方々に合格の秘訣を伺いました!

合格までの道筋「慶應義塾横浜初等部 Nさんの場合」

志望校は年中の頃から行ける範囲で見学に行き、幅広く出願しました。大人しめで消極的な男の子でしたので、伸芽会に通いながら、発言に自信をもつようになり、課題に対して逃げない子に成長したと思います。合格の秘訣は“やるなら徹底的に”。毎朝7:30からペーパーワークを行い、クマ歩きやケンケンなどは父親の私が積極的にやりました。あとは家庭内でのストレス管理にも気をつけました。思うように中々成績が伸びない時期もありましたが、信じて最後まで続けたことが合格につながったかと思います。入学してからは、自由で活発な雰囲気で、運動も勉強もメリハリをつけながら楽しく学べています。

合格までの道筋「早稲田実業学校初等部 Kさんの場合」

娘の個性を最大限に伸ばせる学校に通わせたいと受験を決意。一人っ子で我が強い子でしたが、伸芽会のサマーキャンプなどを通して、自立心とコミュニケーション力が養われたように思います。主人は月の半分ほど出張だったため、私と二人で煮詰まることが多かったので、娘とは交換日記をしたり、寝る前には必ず読み聞かせ後にハグをしながら親子の絆を深めました。年長の夏頃スランプになりましたが、先生から「3日間自宅学習を辞めてみたらどうですか」というアドバイスでリフレッシュできたおかげで、無事に調子を取り戻し合格。夫婦で“どんなときも見守ろう”と決めて受験に挑んだのがいい結果につながったと思っています。入学後は、一人一人の個性を尊重しながら子どもと向き合う学校という印象。娘も生き生きしており、学校が大好きなようです。

合格までの道筋「暁星小学校 Mさんの場合」

夫婦で公立校でしたので、附属か否かなど、学校選びは正直悩みました。暁星小学校は厳しいイメージでしたが、私学フェアで直接学校の先生とお話する機会があり、安心して志望校に決めました。わが家は共働きでしたので、平日はしんが~ずクラブに通いながら自宅学習は1時間程度。年中の夏から赤本を3~4ヵ月で終わらせ、間違えた所を3回は行い、できることは早めにやるよう意識。その分、土日はOFFモードにして、博物館や水族館などに出かけました。正直、男の子のスイッチを家庭だけで入れるのは無理なので、伸芽会の先生や仲間たちと競争心を持ちながら、かけっこを楽しむ感覚で乗り切りました。入学後の印象は、暁星兄弟という上級生がとても丁寧に面倒を見てくれます。読書もサッカーも熱心で、休み時間はめいっぱい遊び、先生たちもユーモアがあって…選んでよかったです。

合格までの道筋「雙葉小学校 Iさんの場合」

娘はカトリック系の幼稚園に通っていたので、思いやりの心を育める子に育ってほしいと志望校を決めました。始めたのが年中の11月とやや出遅れ、性格も恥ずかしがり屋でしたので、周りの子よりもできなくて泣いたり、プレッシャーで気持ち悪くなったことも。そんな中、先生たちのご指導で自信をつけて、年中の2月頃からスイッチが入りました。家庭学習は朝型にし、夜は巧緻性を身につける工作や練習を。幼稚園の行気帰りや休みの日に動物園に行くときも、歩きながらクイズを出すなど、遊びながら学習を取り入れました。家では季節行事を大事にし、試験直前の幼稚園の運動会も思い切り楽しみました。どうしても母親はやることが多いので、好きなスイーツを食べたりドラマを観るなど、自分を少しでもOFFにする時間を作りました。入学後は、先生はとてもやさしく、6年生のお姉さんも面倒がよく、丁寧に一人一人を見てくれる印象です。

合格までの道筋「筑波大学附属小学校 Sさんの場合」

男勝りで活発なタイプの娘でしたので、体育に力を入れているこちらの学校を志望しました。国立はくじ引きという運もあるので、親子で受験を楽しむように心掛がけました。幼いこの時期に親子でひとつのことに頑張れるのはとてもいい経験になると思います。娘は人と話をするのが苦手でしたが、伸芽会に通ううちに積極的にお友達を作れるように。勉強面は先生方を信頼しておまかせしました。女の子は口が達者なので、どうしても母親と言い合うシーンがあります。そこは父親の出番だと思い、ストレスを解放しながら自信をつけるよう意識しましました。入学後に感じたことは、1~6年までの同じクラス(〇部と言う)毎に運動会は競うなど縦のつながりが強く、OBが水泳を教えるなど、連帯意識が強い体育会の学校という印象です。今している運動会の練習も、きちんと勝負にこだわる昭和的な考えで、活発な娘には合っているなと思っています。

いかがでしたか。来年度以降の受験をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください!

次回のセミナーは11/25に「名門私立小学校 最新入信分析報告会」。入場無料なので、ご興味がある方はぜひご参加ください。

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部です。ママ・パパに役立つ子育て、教育に関する情報を発信していきます!
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