子育てのコト

夫婦間のいざこざやママのストレスも軽減?「今どきパパ友のすすめ!」

夫婦間のいざこざやママのストレスも軽減?「今どきパパ友のすすめ!」

もうすぐ、父の日。「お父さん、いつもありがとう!」と、子どもに感謝の言葉を言われると、思わずウルッとくるパパもおられるのではないでしょうか。

「ママ友」という言葉が一般化されてきている昨今、子どもを持つ母親同士の交流が盛んに行われています。ではパパ同士の交流はどうでしょうか……。

会社と自宅の往復で、子どもを通しての人間関係や地域との交流が、パパは少ないのが現状だと思います。ですが、最近はその状況も少し変わりつつあり、「パパ友を作ろう!」「パパであることを一緒に楽しもう!」という考えが広まり、父親同士の集まりが徐々に増えてきています。

例えば、「ファザーリング・ジャパン」などは代表的なそのひとつ。「父親であることを楽しもう」の理解・浸透を目的として2006年にNPO法人として設立、現在幅広い活動をされています。

では、パパ友ができると、どのようなメリットがあるのでしょうか。実際の声を紹介しながら、お伝えします。

パパ友メリットその1「楽しく充実した仲間ができる」

男性は社会に出ると、職場以外に新しい友達はできにくいものです。ですが、「子ども」という共通点からできる「パパ友」は、近所である場合が多く、気軽に顔を合わせ、子どもの話しや、遊びの計画などを立て、とても充実した仲間になるでしょう。

(パパの声)

「大人になってからは友達が作りにくいし、仕事以外の人と気軽に飲みにいけないから、家も近いパパ友ってなんか楽しい!パパたち主催でキャンプを企画したりしています(中央区在住)」

「マンションの理事会から理事パパチームで飲み会に行くように。関係性が希薄と言われるマンションでもいい意味でご近所感が出てきた!(江東区在住)」

パパ友メリットその2「子どもの見守り強化に繋がり、絆も深まる」

最近は、思わぬところに危険が潜んでいたり、何かと物騒な世の中になってきています。その為、地域でも子どもを見守る目を増やしていこうという声があがってきています。

パパ友の交流は、子どもの安全確保の体制を強化したり、その他にも広く社会に目を向ける活動に繋がっていく事もあります。また、それにより、父親同士の連帯感も生まれてくるでしょう。

(パパの声)

「親父会なるものがあり、定期的に会合を開いている。住民たちで子どもを見守っていこうという絆が生まれてきた。(横浜在住)」

パパ友メリットその3「ママのストレス減少に役立つ」

最近は、「イクメン」とう言葉もでき、父親の育児参画も以前にくらべ、進んできています。それにより、母親の家事育児によるストレスも軽減されつつあります。パパ友同士が一緒になり子どもをみると、父と子それぞれに交流を持つ事ができ、双方がより楽しくなるでしょう。

(パパの声)

「保育園だったり習い事だったり、最近はママチーム、パパチームと交代で子どもを見ながら(誰かの家で)飲みに行く会を開催。一人で見ているよりも楽だしママもストレス発散してくれているみたいで何より。(世田谷区在住)」

パパ友メリット その4「ママの気持ちを優しく伝えられる!」

「もっと〇〇してくれたら…」といったママのパパへの願いは、言い方を間違えると大げんかになりかねません。もっと子育てに関わりたいって思っているパパ、結構多いのですが、実際、何をどうすればよいのか、分からないパパも多いようです。

そんなときは、「〇〇君のパパね、お休みの日に子どもと二人で魚釣りに行ったんだって。ママは自由にしてきなよって。素敵よね~」などとさり気なくパパ友を褒め、して欲しいことをアピールするのも手。そうすることで間接的かつ具体的に例が見えるのでパパもすんなりと受け入れやすいんです。

(パパの声)

「もっとこうしてよ!と怒られるより、パパ友のことを褒められる方が、そういうことをしてほしいのか!と分かりやすいし、そんなのおれだってできるよ!という気になるものです(笑)。(港区在住)」

初対面の人とのおしゃべりが苦手なパパへのワンポイントアドバイス

このように、パパ友っていいことがいっぱいです。ですが、パパの中にも、初対面の人とのおしゃべりや地域のコミュニティーの参加が苦手な人もいるでしょう。例えば、どう話しかければよいのか分からない、というパパもおられると思います。

そのような場合は、先ずは子どもやママと一緒に近所の公園に出かけてみてはいかがでしょうか。その時、子どもやママがお友達と話しているところを見学、雰囲気や話題がつかめたら、さりげなく入っていきましょう。顔も覚えられ、次回から話しやすくなるでしょう。

パパ友を作る際、ちょっと心がけておきたいこと

パパ友は、当然ながら仕事はそれぞれ違います。ですので仕事やお金の話は最低限にし、お互いの仕事や立場を尊重しあったお付き合いをしたいものです。

またうわさ話や奥さんへの不満はあまり漏らさない方が賢明かもしれません。程よい距離感を保つのが、気持ちよくお付き合いするコツと言えるでしょう。

パパになったのだから、父親である事を楽しみましょう!

パパ友って、ある意味、「子ども」とういう共通点を持った仲間が集まったサークル活動的なものかもしれませんね。将来的には、これからやってくる思春期の相談を男同士で相談しあえたり、とても心強い仲間に発展することもあるでしょう。

昨今、父親の育児休暇や、多様な働き方が見直されるようになってきました。パパになったのだから、それを楽しまないのは、もったいない!是非、パパ友を作り、父親である事を楽しみたいですね。

著者プロフィール
田宮 由美

  「順調に育っている子どもが、思春期になって心が折れ、引きこもりになってしまった。」という母親からの痛切な相談をきっかけに、それまでの教育現場での勤めを辞め、「子育てにおいて最も大切な事」を広める活動を始める。
幼児教室の指導者、公立・小・中学校でのさまざまな立場からの勤務を経て、2010年に独立。PHP出版「のびのび子育て」や奈良新聞社「小学生新聞」などに多数の執筆、幼稚園や教育委員会後援の講演会で講師を務めるなど現在は執筆、講演を中心に活動を行っている。 

著書に「子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方」(株)KADOKAWA出版。 
長男は現役で国公立医学部入学。  携わった仕事と自らの子育てをもとに行うアドバイスが、親と子の気持ちに寄り添い、実生活に落とし込んでいることで定評がある。

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