子どもの学びのコト

将来子どもが”勉強嫌い”にならない育て方

将来子どもが”勉強嫌い”にならない育て方

有名大学に合格した子お子様を持つご両親は、「子どもに『勉強しなさい』と言った記憶はない」と、よくおっしゃいます。では、「勉強しなさい」と言わなければお子様は勉強するのでしょうか?そうではありません。

それは幼い間に、自ら勉強する習慣をご両親がつけているからです。では、それはどのようにすればよいのでしょうか?

日常生活の中で、自然な形で、ご両親の勉強をしている姿を見せる

読書をする、新聞を読む、ニュースや情報番組を見るなど、新しい知識を吸収しているご両親の姿を見ることにより、お子様も新しい知識を吸収することや学ぶことに喜びや楽しみを感じるでしょう。そして遊びの中でも、クレヨンで絵を描く、絵本を読むなどのことは、机に向かってするようにしましょう。そうすると、机に向かって勉強することは、特別なことではなく、生活の中に自然と溶け込むようになるでしょう。

また、お子様が何かに熱中しているときは、ご両親は横から声をかけず、本人が納得いくまで、そのまま続けさせましょう。何かに黙々と取り組んでいるときこそ、集中力や思考力が高まっています。

普段の生活の中で、いろいろなものに興味を持てるように心がける

親子で散歩をしているとき、野原に咲いているたんぽぽを見つけたら、「この黄色いお花知ってる?」と聞いてみて、お子様が興味を持ったら「これはたんぽぽというお花だよ。種は綿毛になって、ふわふわ飛んでいくのよ」と話しかけましょう。転んでひざを擦りむいたら「少し血が出てるね」「消毒して、バイ菌が入らないようにしようね。早く治そうね」と人体の仕組みや不思議に気づかせましょう。

そうすることによって、さまざまな出来事やモノに興味や関心を持ったお子様は、それらをもっと深く知りたい、学びたいという意欲に繋げていくでしょう。

大切なことは、親子一緒に学ぶということ

隣にいれば、お子様の抱いたちょっとした疑問にもその場で答えてあげることができ、子どもの理解していることや行き詰まっている問題点に気づくこともできます。また、お子様自身も安心感があり、落ち着いて何事にも取り組めるでしょう。

お子様はお母様が大好きです。お母様の励ましの言葉は、お子様を何よりもやる気にさせます。そこで、お母様から、大きな花マルをもらったりすると、お子様は、達成感を得ると同時に大きな喜びも感じるでしょう。その気持ちは更にお子様を意欲的に勉強に取り組ませます。

著者プロフィール
田宮 由美

  「順調に育っている子どもが、思春期になって心が折れ、引きこもりになってしまった。」という母親からの痛切な相談をきっかけに、それまでの教育現場での勤めを辞め、「子育てにおいて最も大切な事」を広める活動を始める。
幼児教室の指導者、公立・小・中学校でのさまざまな立場からの勤務を経て、2010年に独立。PHP出版「のびのび子育て」や奈良新聞社「小学生新聞」などに多数の執筆、幼稚園や教育委員会後援の講演会で講師を務めるなど現在は執筆、講演を中心に活動を行っている。 

著書に「子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方」(株)KADOKAWA出版。 
長男は現役で国公立医学部入学。  携わった仕事と自らの子育てをもとに行うアドバイスが、親と子の気持ちに寄り添い、実生活に落とし込んでいることで定評がある。

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