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アラフォーママ必見!夏コーデを品よく着こなす4つのルール!

アラフォーママ必見!夏コーデを品よく着こなす4つのルール!

習い事や学校の送迎、仕事、ママ会、親戚の集まれやハレの日…。暑い夏でもママは品よく見せなくてはいけない場面が多くあります。

そこで、プロのスタイリストにTPO別で使える4つのルールと題し、夏にぴったりの涼し気で楽チンな上品コーディネート術を披露してもらいました!

日経DUAL記事

ルール1 学校行事にもOKな紺ブレが使える!

定番のネイビーはもちろん、ベージュやホワイトなどカラーも豊富に展開されているブレザーはトレンドに左右されない人気アイテム。いつものコーディネートにプラスするだけで、コンサバテイストの綺麗な印象を出してくれるブレザーは、ママの必須アイテムになっています。

そこで今回は、基本のネイビーのブレザー(紺ブレ)を使った2つの着回しコーディネートをご紹介します。

シーン1:学校行事もOK!オールインワンを使った爽やかマリンコーデ

夏に人気なホワイト×ネイビーのコーディネート。爽やかな印象に仕上がるので、世代を超えて人気のカラーリングです。ママ世代に人気のオールインワンを合わせて、学校行事でもOKなキレイめコーディネートにトライしてみましょう。

ちなみに、オールインワンとは、「オーバーオール」「サロペット」「ジャンプスーツ」などのいわゆる「つなぎ」タイプのアイテム。緩やかなシルエットのものが多い「楽ちん」アイテムですが、ジャケットを合わせることできちんと感が出せます。

ココがポイント!

「キレイめ」「きちんと感」と言ったコンサバなテイストに仕上げるには、オールインワンの素材とシルエット選びがポイント。薄手や柔らかい素材だと体型を拾いやすくなり、場合によっては素材がチープに見えたりしてしまいます。

そこで、オススメなのが厚みとハリのあるさらっとした化繊素材。体型カバーをしつつ、カジュアルな印象を抑えることができます。足元は、サンダルでもパンプスでもOK。つま先がポインテッドになっているタイプを選ぶとエッジが効いてコンサバティブやエレガントな印象になります。

<アイテム>

ブレザー:ユナイティッドアローズグリーンレーベル オールインワン:ザラ パンプス:グッチ バッグ:グッチ/全てスタイリスト私物

シーン2:ママ会ランチに!クールで可愛い紺ブレ×デニムコーデ

ママのマストアイテム、デニムもブレザーを合わせて、エレガントに仕上げることで、品のある大人可愛いコーデに。デニムは細身のものを選ぶと女性らしい印象に仕上がります。

夏のデニムは、コーディネートを間違えると暑苦しい印象になってしまうので、「首・手首・足首」の首のつく部分を見せることで、いわゆる「抜け感」が生まれます。

今回は、Vネックのブラウスを選び、首元をすっきりと見せ、足首が見えるデニムを選び足首を出すことで全体に抜け感を作っています。

ココがポイント!

また、ウエスト周りも気の抜けないポイント。今回は、花柄のスカーフをベルト代わりに巻くことで華やかさプラスしました。ウエストにアクセントをつけることで、目線が上がり脚長効果も期待できます。

足元は、パンプスやサンダルもOKですが、人気のローファーを合わせるものおすすめ。男性的、女性的なテイストをミックスした「甘辛ミックス」なスタイルは、「都会的で可愛い」とママ友ウケもばっちりなはずです。

<アイテム>

ブレザー:ユナイティッドアローズグリーンレーベル デニム:サッチアラブリードレス
ブラウス:アースミュージックエコロジー スカーフ(ベルトに使用):ジーユー パンプス:ペリーコ バッグ:イヴサンローラン/全てスタイリスト私物

夏のワイドパンツは、素材選びで洗練された印象に!

ゆったりしたシルエットで夏に人気のワイドパンツ。定番のボーダーなどのTシャツを合わせて公園に行ったら「コーディネートが丸かぶりしていた!」ということも多いのではないでしょうか? そんな時は、テイストを変えて上品に仕上げてみましょう。

注意したいのが、素材選びです。例えば、よくあるコットン素材のみで全体をコーディネートすると全体的にナチュラル、カジュアルな印象になりますし、アラフォーママにはカジュアルすぎて逆に老けて見えてしまう場合も…。脱マンネリには、異なる素材の組み合わせがオススメです。

パンツは、夏らしいリネンを選ぶと涼しげな印象に。トップスは、とろみのある柔らかい素材を合わせると女性らしい柔らかさが加わります。このように異素材を合わせることで、全体の印象を奥行きのあるものに変えることができます。

ボトムはリネン素材で涼しさUP!

ココがポイント!

ワイドパンツで気をつけたいのが「全体のシルエット」。ワイドパンツは、ボリュームのあるアイテムなので、バランスを間違えると重たい印象になってしまいます。

そこで、ワイドパンツにオススメなのが、「I型のシルエット」。トップスをコンパクトにまとめ、パンツと繋ぐようにコーディネートし、全体をアルファベットのI型のようにすることで、縦長効果が出てスタイルアップできます。

また、ネックレスを合わせたり、髪の毛をアップスタイルにすると、上の方にアクセントがついて、目線が上がり、よりスタイル良く、に綺麗に見せることができます。

<アイテム>

ワイドパンツ:ウィムガゼット トップス:ベルシュカ ネックレス:ノーブランド
サンダル:イヴサンローラン/全てスタイリスト私物

ルール3 夏の柄物アイテムを上手に投入するとコーデが垢抜ける!

夏でも涼しげな柄物にトライしたい!でも、花柄は可愛すぎて抵抗がある…。そんな時には、ギンガムチェックがオススメです。細かいギンガムチェックならば、ママでも甘くなりすぎない大人の上品な可愛いテイストが楽しめます。

ココがポイント!

柄物を取り入れるときのポイントは、色の選び方。柄の中の色でコーディネートを組み立てると全体に統一感が出てすっきりとスタイリッシュにまとまります。

<アイテム>

パンツ:ザラ トップス:ウィムガゼット パンプス:ザラ/全てスタイリスト私物

ルール4 ハレの日服の定番!レースを綺麗に見せるコツ

数年前にレースのタイトスカートが大流行し、今では「レースのタイトスカート」はファストブランドでも定番アイテムとなりつつあります。

レースは、繊細な素材から上品でフェミニンな印象を与えてくれるので、ママにとっては積極的に取り入れたいアイテムですが、「コーディネートがいつも一緒でマンネリしてしまう」というお悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか?

そこでおすすめするのが、レース素材のワンピースです。

ココがポイント!

ロング丈のワンピースならば、合わせる小物によって、カジュアルにもエレガントにも着まわしを楽しむことができます。カラーは、夏らしい涼しげなホワイトはもちろんのこと、今シーズンなら落ち着いたミントグリーンなどスモーキーなパステルカラーも注目のアイテムです。

シーン1:ナチュラルハットでカジュアルダウンすればママ友とのおめかしランチにも!

普段使いとしておすすめしたいのが、ナチュラル素材の小物と組み合わせたカジュアルスタイル。ストローハットやかごバッグなどナチュラルな素材の小物を合わせることで、レースを程よくカジュアルダウンし、ナチュラルでフェミニンなテイストな印象に仕上げることができます。

<アイテム>

レースワンピース:ナチュラルクチュール ハット:ジーユー/全てスタイリスト私物

シーン2:七五三などの家族行事にもレースワンピがあれば品よく華やか!

七五三や親戚との食事会など、悪目立ちしない華やかさが求められる場面では、レースワンピースがぴったり。

簡単にコーディネートを上品に見せるポイントは、靴選び。キチンとした印象を与えるヒールのあるポインテッドパンプスを合わせると全体をエレガントにまとめることができます。

また、ベルトを合わせてウエスト位置を高い場所でマークしてあげると脚長効果が出てスタイルアップして見せることができます。

<アイテム>

レースワンピース:ナチュラルクチュール パンプス:ペリーコ/全てスタイリスト私物

今回は、夏でも簡単にできる上品な着まわしコーディネート術をご紹介しました。暑い夏だからこそ、ついついおしゃれも手を抜きがちです。1点投入するだけで、全体の印象を大きく変えてくれるアイテム使いのコツを取り入れて、ママの夏のおしゃれを楽しんでください。

Photo:Sasaki Kenichi

著者プロフィール

クリエイティブディレクター。GUCCI、CHANELの日本法人勤務を経て独立。現在は、ファッション、ビューティー、子育てなどライフスタイルのコラム執筆、国内外ブランドPRコンサルタントを始め、メディアや企業スタイリスト、企業セミナー講師、PRモデルなどを行う。プライベートでは、ブラジル人の夫とインターナショナルスクールに通う娘の3人暮らし。主な取得資格として、学芸員資格、中学2種美術教育免許状などがある。https://www.karenstyle.jp

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