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良心価格で話題のApple School Managerも学べる!マレーシアのインターナショナルスクールの魅力

良心価格で話題のApple School Managerも学べる!マレーシアのインターナショナルスクールの魅力

マレーシアで30年以上続く伝統校「HELPインターナショナルスクール」は、幼稚部から高等部まで一貫した教育を受けられるイギリス式シラバスを採用しています。

良心的な授業料でありながら、オックスフォード大学やハーバード大学に進学する優秀な学生を輩出している同校では、欧米で人気のApple School Managerを導入しています。一体どんな教育が受けられるのか?同校のユニークな教育システムに迫ります。

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他のインター校に比べても良心的な授業料

クアラルンプールから車で40分ほどの距離に位置するHELPインターナショナルスクールは、マレーシアで30年以上の歴史を持つインターナショナルスクールの一つです。幼児教育から高等教育まで、15学年を一貫教育で受けられる教育システムで、外国人留学生を含めた1,200名以上の生徒が学んでいます。

同校は、マレーシア教育省が認定する5STAR RATING校に認定されており、ほかにもDuke Of Edinburghアワードを受賞するなど、マレーシア国内の有名インターナショナル校に負けない高い教育水準を誇っています。

その魅力は、なんといっても高い教育水準を維持しながらも、良心的な授業料で学習できるという教育環境。マレーシアのインターナショナルスクールの学費でもっとも高額なのはISKL(International School of Kuala Lumpur)で、Year6(日本の小学6年生)は年間RM 96,345(約250万円)となっています。これに対して、同校はRM 39,159(約100万円)ほどと手が届きやすい金額なのが特徴です。

最高水準の教育を手が届く授業料で提供しているため、HELPインターナショナルスクールは、Malaysia’s Affordable International School(※1)の常連校にもなっています。

欧米諸国でも話題のApple School Managerを全校で導入

同校の教育システムのなかで、とくに注目したいのがApple School Managerを全校で導入しているという点です。日本でも近年話題となっているApple School Managerは、iPadを活用することで3Dなどのデジタル教材を利用したり、学習アプリケーションを使ってより視覚的・直感的に理解を深めることができる次世代型教育システムです。

HELPインターナショナルスクールでは、iPadを導入しつつICP( International Primary Curriculum)(※2)に則った学習指導を行っているのが特徴で、子どもの興味・好奇心の追求を重視したカリキュラムが、その自発性やリーダーシップの開発に成果をあげています。

なお、Apple School Managerの導入はYear3(日本の小学3年生)からとなっており、同時にプログラミング学習も必須科目に指定されています。ICTを活用したアクティブラーニングで幼い頃からデジタルリテラシーを高める教育に重点を置いており、卒業までにアプリ開発やメディア構築のスキルを身につける生徒も多数いるようです。

英語に加え中国語とその他の外国語も習得できるマルチリンガル教育

さらに、同校では、世界で活躍する人材の育成にも力を注いでいて、マルチリンガル教育を実施しています。

そもそも、マレーシアは「マレー系」「中華系」「インド系」の3民族が暮らす多民族国家で、国民のほとんどが最低「マレー語」「英語」「母語」(中国語、広東語、タミル語など)の3カ国語を話すのが当たり前という環境です。

マレーシア特有の生活環境にも配慮して、同校では、外国人留学生も含めたすべての生徒に「英語」「中国語(北京語)」の最低2カ国語を必須科目として指導しています。多言語話者を育成する教育を受けるチャンスがあること、また それを実践で使える恵まれた語学環境にあることが、マレーシアでインターナショナル教育を受けることの強みです。

文部科学省の「世界の母語人口」(※3)によると1位の中国語は8億8千万人、2位の英語は4億人と推定されています。主要2言語の習得は、これからの時代を生きる子どもたちに必ず役立つスキルになることでしょう。

まとめ

マレーシアで人気のHELPインターナショナルスクールは、高い教育水準を維持しながら、ほかのインターナショナルスクールに比べて、リーズナブルな価格で学習できる点が魅力です。最先端のApple School Managerを導入したIPCカリキュラムも同校が注目されているポイントの一つ。

マレーシアは日本からの海外移住で人気を誇る国の一つですが、インターナショナル校の情報はそれほど多くないのが実状です。現地には、今回ご紹介したような人気校がまだたくさんあります。ぜひ、参考にしてみてください。

【写真出典元】
HELP International School

【参考URL】
※1
https://schooladvisor.my/articles/cheap-and-affordable-international-schools-offering-primary-education
※2
https://his.edu.my/primary/
※3
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/attach/1379956.htm

著者プロフィール

世界35か国在住の250名以上の女性リサーチャー・ライターのネットワーク(2019年4月時点)。
企業の海外におけるマーケティング活動(市場調査やプロモーション)をサポートしている。

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