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ママが知っておきたい、子どものYouTubeに潜む4つの危険とは?

ママが知っておきたい、子どものYouTubeに潜む4つの危険とは?

最近、子どもがスマホやタブレットで、YouTubeの動画を繰り返し見ている光景が多くなりました。ある調査によると、子どものなりたい職業の3位に「ユーチューバー」がランクインしたそうです。

無数の楽しい動画がいつでも見ることができるYouTubeは、子どもの強い興味を引くことでしょう。そんなYouTubeは子どもにどのような影響を与えるのか、考えてみましょう。

知っておきたいYouTube に潜む4つの危険

その1 視力が悪くなる

YouTubeを長時間見ることで視力が落ち、目によくないのは、言うまでもないでしょう。

その2 自分で考えることが苦手になる

面白い画像が次から次へと流れてくる状況は、子どもに考える時間を与えません。YouTubeを見続けていると、自分で考えることがだんだん苦手になり、常に受け身の状態で物事に取り組む傾向も強くなるでしょう。

その3 情報が刷り込まれていく

最近、子ども向けのおもちゃなどのYouTubeが増えています。面白い、興味を引く動画を何度も繰り返し見ることにより、その中の広告やメッセージが知らず知らずの間に刷り込まれ、いつしか記憶に深い刻印を残すことになるでしょう。

その4 現実の世界とバーチャルの世界を混同させる恐れもある

YouTubeを長時間見ることにより、子どもは現実とバーチャルの世界の切り替えがすぐにできないことも起こり得ます。YouTubeは映像を何度も再生できますので、過ぎ去った時間、出来事を実生活の中でも簡単にもとに戻せるような感覚に陥りやすくなるでしょう。

マイナスの影響が大きいYouTube、でもやっぱり便利!

ひと昔前は、「テレビが子どもに悪影響を与える」と言われていましたが、YouTubeはテレビより、さらにマイナスの影響が大きいでしょう。

なぜならテレビ番組は、企画や編集が行われ、初めて映像で流れます。その中には、伝えたいこと、番組の主旨や目的が盛り込まれています。ですがYouTubeは簡単に作れ、素人でも流していますので、ただ面白いだけの雑なものも多いですね。

また、話題のおすすめ動画が出てくるので、過激な動画が意図せずして子どもの目にさらされるという恐怖もあります。もちろん、いいものもありますが、子どもの健やかな成長を阻む要因は大きいでしょう。

このように、子どもにとってマイナス面が多いように感じられるYouTubeですが、お菓子作りやゲームなど何かを作る手順を知りたいときなどは、何度も繰り返し見ることができ重宝しますね。

また、例えばチャイルドシートやベビーカーなど無数にあるベビーグッズの購入時に、動画を見て比較検討をするのにはとても便利です。もちろん、移動中やお母さんが家事で忙しいときなど、YouTubeを見せておくと子どもはおとなしくしていますので助かる一面もあります。

では、どのようにYouTubeを使っていけばよいのでしょうか…。次にその方法をお伝えします。

YouTubeの正しい使い方と守りたいルールとは

見る時間を決める

親が一方的に決めるのではなく、子どもと相談して、YouTubeを見る時間を決めましょう。

小児科では「1日1時間以内にするように」と指導しているところもあります。

悪影響のある番組は見せないように、セーブをかける

過激なもの、子どもに不適切画像はセーブモード設定をかけましょう。

これらの約束を守れる子どもは問題ないのですが、時間を決めたり、セーブをかけたりしても、守らない子どもは守らないでしょう。

そこで親がスマホやタブレットを取り上げたりすれば、親に対し反発心を抱き、親子関係は悪化していくばかりです。そして隠れてするようになり、さらに悪影響を与えることになります。

大事なことは、YouTubeより興味ある現実の世界を体感させること!

YouTubeを子どもに見せっ放しにするのではなく、「何を見ているの?」「そんなに面白いの?お母さんにも見せて」と声をかけたり、感想など話しかけましょう。そしてYouTubeで共通の話題を持ち、親子の会話のきっかけにすればいいですね。

そしてそうなるためにも、現実の世界では、もっと感動する素晴らしいことがたくさんあることに気づかせましょう。旅行やおでかけの前にYouTubeでその場所の動画を見せて、「こんなところに行くんだよ!」とイメージを膨らませるといった、リアルとバーチャルを連動させる使い方もおすすめです(見せすぎは感動が薄れるので要注意ですが)。

YouTube自体が悪いのではなく、その使い方に問題があることを知り、便利なツールとしてうまく活用していきたいですね。

著者プロフィール
田宮 由美

  「順調に育っている子どもが、思春期になって心が折れ、引きこもりになってしまった。」という母親からの痛切な相談をきっかけに、それまでの教育現場での勤めを辞め、「子育てにおいて最も大切な事」を広める活動を始める。
幼児教室の指導者、公立・小・中学校でのさまざまな立場からの勤務を経て、2010年に独立。PHP出版「のびのび子育て」や奈良新聞社「小学生新聞」などに多数の執筆、幼稚園や教育委員会後援の講演会で講師を務めるなど現在は執筆、講演を中心に活動を行っている。 

著書に「子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方」(株)KADOKAWA出版。 
長男は現役で国公立医学部入学。  携わった仕事と自らの子育てをもとに行うアドバイスが、親と子の気持ちに寄り添い、実生活に落とし込んでいることで定評がある。

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