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オンラインで学べる、アートな習い事&ワークショップ6選

オンラインで学べる、アートな習い事&ワークショップ6選

夏休みが始まりましたが、新型コロナウィルス流行の影響で、以前のように習い事やワークショップに通えなくなっているお子さんも多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、Zoomなどを利用したオンラインの講座です。送り迎えの必要もなく自宅にいながら親子で楽しくレッスンを受けられるというのは、今の時代には魅力的ですよね。

今回は、子どもたちの想像力を伸ばすアート系のオンライン講座を行っている6つの教室をご紹介いたします。

日経DUAL記事

どこでもアートきっず

66年間続く美術教室が開講している「どこでもアートキッズ」は、“図工が大好き!”“時間を忘れて絵を描いている”というお子様の才能を伸ばすオンラインの美術・造形教室です。できた作品の画像をWeb美術館にアップすると、先生やサポーターからの素敵なコメントがもらえます。

実施中の「アートdeミッション!社会課題を解決せよ!」プロジェクトは、新型コロナウィルスの問題へのユニークな解決方法を子ども達がアート作品で提案するというもの。提案した作品×10円を医療従事者への協力金になります。

世界中の社会課題を動画で学びながら、子ども達一人一人がユニークなアイデアで解決方法を提案するチャンスです。

8月中旬より実施される「100万個の紙コップのインスタレーション」。参加者は紙コップ250個を自宅に積み上げて立体アートを作る。4,000家族がWEB美術館で繋がり、100万個の紙コップが組み合わさったアメージングな世界を展示。

https://www.geijyutuniyoru.com/works/cup/

「『どこでもアートきっず』は技術を身につけるだけなく、お子様のありのままの表現を認め自己肯定感を育みます。投稿された作品がWEB美術館でストックされ、お子様の成長アルバムとなります。お子様は自己表現をしながら、サポーターの皆様との出会いを通して社会について広く学べます。」(広報/相馬麻由さん)

【DATA】
「どこでもアートきっず」
開催日時:月~土曜 受講料:フリースタイルコースまたはレギュラーコース税別3,980円/アドバンス コース税別4,980円
対象年齢:3歳~大人まで https://www.docodemo-art.com/kids_lp/

深沢アート研究所「オンライン・こども造形教室」

対話やコミュニケーションを重視した小規模対面式のこども造形教室を開講してきた深沢アート研究所。現在、対面式の教室は休校し、オンライン・こども造形教室を開講中。使用する造形素材が事前に送付され、当日はZoomを利用したオンラインでのこども造形教室が90分間実施されます。「各々の子どもの持っている“つくりたい気持ち”を延ばし、“子どもがつくること”における視野を広げる。その結果、各々の技術が身につくと思います。つくることが好きな子に、気持ちよく集中してつくってもらいたいです」(代表/山添Joseph勇さん)


第2期(8月~9月)は、「木の棒をくみあわせて、つみあげる」、「エアーパッキンのテディベア」、「さいころをつくって、さいころをふる。」「紙の徹底練習講座!(おる・きる・あわせる)」の4講座を実施予定。プログラムの内容や詳細は、HPでご確認ください。

レッスンの前々日に造形素材とレッスンのポイントが書かれたプリントが送付されます。子ども宛に素材が届くことが嬉しいという声も。

【DATA】
「オンライン・こども造形教室」
開催日時:隔週(月・火・金)3:00~4:30/隔週(月・火・水・金)5:00~6:30/隔週土曜1:30~3:00と3:30~5:00 受講料:1期ごと(全4回)税込12,000円 開催人数:7名 対象年齢:5才〜小学6年生 http://www.hukalabo.com

ATAM ACADEMY『ATAM ACADEMY ONLINE CLASS』

ATAM ACADEMYでは、子どもの“発想力”を軸に、イラストスキルやデザインスキルを向上させることが出来ます。他の習い事との大きな違いは、子どもながらに社会参加の機会があり、スポーツチームやテレビ番組などの企業とコラボLINEスタンプの制作などが行えること。「子どもがクリエイターとしてLINEスタンプを制作し、その販売によって生まれた収益を給料として受け取ることができる日本で唯一の習い事です。日本全国はもちろん、海外からでも参加が可能ですので、まずは無料体験にお問い合わせください。」(代表/宮下崇さん)

8月中は夏季限定講座として『商品パッケージから学ぶマーケティング』を開催。お菓子のデザインを学び、オリジナルのデザインを考えてみるという、自由研究にもぴったりな講座です。開催日時や講座内容の詳細についてはHPをご覧ください。

2020年度のカリキュラム(小学生コース)。オンラインでもリアルな教室と変わらない満足度があると好評。海外から受講されている生徒もいるそう。

【DATA】
「ATAM ACADEMY ONLINE CLASS」
開催日時:平日16:00〜/17:15〜/18:30〜 土日 10:30〜/13:00〜/15:00〜 休校日:月曜日 受講料:税込11,000円/月 開催人数:1クラス3〜6名 対象年齢:小学生(未就学児は応相談) https://www.atam-academy.com/

スコップ・スクール

2018年より短期スクールを行ってきたスコップ・スクールが育てる力は、“クリエーティビティ(創造力)”“コミュニケーション力”“やりぬく力”の3点。今夏からオンラインでのワークショップもスタートし、「世界で使えるサインをつくろう!」と「プログラミングでモノづくり!」の2コースを実施する。「今まさに大変革している社会の一線にいるプロフェッショナルと、教育のプロフェッショナルが一緒になって、次の社会を生き抜くための力を生み出す教育を提供します。興味と関心を持ちながら学びを深め、楽しく体験をしていく学びのスタイルです。お気軽に体験してみてください。」(代表/平石洋介さん)

“家”という場が、教室とは異なる新しい学び体験の場に。参加者の多様性が生まれ、子どもだけでなく、親も楽しんで参加しやすくなります。

夏のワークショップ「世界でつかえるサインをつくろう!」は、トイレや非常口、そして企業のロゴなど、世界中にある「視覚記号(サイン)」がどのように生まれたかを学び、自分だけの新しいサインを考えて、使えるカタチにする。秋スクールと冬スクールでも、アート思考&デザイン思考コースと、プログラミング思考系コースの2クラスを行う予定。子どもはもちろん、親世代にも楽しく参加いただける内容です。

【DATA】
ワークショップ名「世界でつかえるサインをつくろう!」
開催日時:8月22日(土)&23日(日)のクラスのみ、若干名募集中。
時間:15:30~17:00 お申し込み締め切り:8月15日(土) 
受講料:1コース税別9,000円(90分×2回)※別途教材費1,500円(税別)
開催人数:定員8名(小1・2年は親子参加 小3〜6年は単独参加)
対象年齢:小1・小2コース+親 小3〜6コース https://schopschool.com/

キッズクリエイティブ研究所『うちのなかのひみつきち』

キッズクリエイティブ研究所は「かんじる・かんがえる・つくる・つたえる」がひろがるワークショップのシリーズで、造形、音楽、身体表現、デジタル、プログラミングなど様々な分野のワークショップを実施しています。今夏より新たな取り組みとして、Zoomを利用したオンラインのワークショップシリーズ『うちのなかのひみつきち』が誕生。お家や身近にあるものをつかって、つくったり、実験したり、日常の延長のなかでものづくりや、試行錯誤、お友達と共有する時間などが楽しめます。「自分のペースで参加できますので、お家にある道具をつかって一緒に新しい遊びをつくってみましょう!」( CANVASディレクター/寺田篤生さん)

自分で考えたり、それを形にしたり、発表したり、お友達と協働したりすることで、つくることや考えることの面白さを知ることができます。キッズクリエイティブ研究所の他、8月に夏休みオンラインワークショップイベントも企画中。※開催日時は決まり次第HPで発表予定。
https://canvas.ws/

【DATA】
ワークショップ名「うちのなかのひみつきち」
開催日時:8月9日(日)、23日(日)、30日(日)・幼児クラス:11:00~12:00
・小学生クラス:①13:30~14:30 ②15:00~16:00 受講料:税込3,000円 開催人数:各クラス10名程度 対象年齢:幼児~小学生 https://www.canvas.ws/kenkyujo/

アトリエぱお『オンラインぱお』

コロナ禍でも“子どもたちの学びと想像を止めてはならない”という思いから、誰でも受講できるオンラインレッスンが開始。Zoomを利用した双方向レッスンは、東京藝大・美大出身のアーティストが丁寧に指導を行います。時間も場所も選ばず受講できる動画レッスンには、『はらぺこあおむし』などで有名なエリック・カールの技法をつかって花束を作れるものなどがあり、わからないところがあれば巻き戻して理解を深めてから制作に望むことができるというメリットも。「ものづくりは原始の頃から続く人間の根源的で、なによりとても楽しい行為です。柔軟な発想、自由な展開のできる新しい時代に求められる創造力を育みます。」(企画/大山楽子さん)

ライブでの双方向レッスンでは、制作中の気づきや生徒からの質問にも即応。最後はみんなの作品を鑑賞して健闘を称えます。また、レッスン後も継続して制作ができるので、納得するまで制作に没頭するお子さんにも喜ばれているそう。

夏のZoomレッスンのひとつ「染め紙うちわ」は、和紙を折って染料につけ、にじみを活かした鮮やかな模様を作る伝統技法「染め紙」を竹の骨にはりつけて作ります。

その他、「バランスアイスゲーム」「かき氷ランプ」「ウッドブロックの家」「海の世界を描こう~スイム♡スイム」の計4講座を実施。(8月中旬以降も継続の可能性あり)。秋以降のプログラムについてはHPをご覧ください。

【DATA】
ワークショップ名「染め紙うちわ」
開催日時:主に週末 受講料:税込2,800円+別途送料 ※プログラムにより異なります。開催人数:定員20人(プログラムにより異なる) 対象年齢:年少〜(プログラムにより年長以上、未就園児以上) https://onlinepao.official.ec/

今回ご紹介した6つの教室の講座はどれもすごく楽しそうで全部やりたくなってしまいますね。筆者宅にも、ものづくりが大好きな小学生がいるので、ぜひ受講してみたいと思います。

著者プロフィール

大学生の頃よりファッション誌のライターとして活動し、主にインタビューページなどを担当。現在はママ向けライフスタイル誌やWEBに執筆中。小学生と保育園児の男子2人の母。

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